『坂田藤十郎 : 歌舞伎の真髄を生きる』 坂田藤十郎 著 2006年 世界文化社
以前にも楽しんだ『坂田藤十郎 : 歌舞伎の真髄を生きる』を読む。
藤十郎丈が亡くなられて、何年経つだろうか。
コロナが広がり早二年。二年間は、片岡仁左衛門丈の舞台を見てないことになる。
芝居が見たい。
故中村芝翫丈と故坂田藤十郎丈と現片岡仁左衛門丈の芝居が観たい。
故秀太郎も現竹三郎も観たい。
最近お亡くなりになる歌舞伎役者が多いがコロナで劇場に足を運ぶ気にもなれず、焦りさえ感じている。
芝居が観たい!
今はただただ、仁左衛門丈の芝居が観たい。
仁左衛門さんの一世一代であった『女殺油地獄』が観たいが、今となっては夢の今た夢。
一世一代で演じられることが不可能であるが、その舞台前に松竹座でサンド見ることができたのが、何よりの慰めである。
芝居が観たい!
今回も読んだという簡単な記録のみにて失礼致します。
坂田藤十郎 : 歌舞伎の真髄を生きる
坂田藤十郎 著
世界文化社
2006年7月
坂田/藤十郎(4代目)
歌舞伎役者としての歩みにとどまらず、ひとりの人間としての生き様をお伝えしたいと思いました…。
坂田藤十郎という大きな夢を叶えた著者が、人生の軌跡を綴る、次世代に贈る生き方のヒント。
以下 データーベースより ▼
坂田藤十郎という大きな夢を叶えた著者が、人生の軌跡を綴るフォト&エッセイ。歌舞伎の魅力にとどまらず、人間の限りない可能性を感じさせる1冊。撮り下ろしのポートレートのほかプライベートショットも満載。 【著者紹介】 坂田藤十郎 : 昭和6(1931)年12月31日、二世中村鴈治郎の長男として京都に生まれる。昭和16(1941)年10月、大阪・角座で二代目扇雀を名乗り、『嫗山姥』の坂田公時と、『菅原伝授手習鑑』の小太郎で初舞台。昭和28(1953)年8月、東京・新橋演舞場の公演で、『曾根崎心中』の主役のお初役に抜擢され注目を浴び、「扇雀ブーム」が巻き起こる。昭和56(1981)年、「近松座」を結成。平成2(1990)年11月、東京・歌舞伎座にて三代目中村鴈治郎を襲名。平成17(2005)年、京都・南座にて坂田藤十郎を襲名。屋号は山城屋(やましろや)。
日本芸術院会員、文化功労者、重要無形文化財保持者(人間国宝)。
ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)