『トルコの人々 語り継ぐ歴史の中で』1988年 松原正毅 著 NHKブックス No.564
『トルコの人々 語り継ぐ歴史の中で』を読了。
NHKブックスは他に何冊か読んだことがあるが、手軽に楽しめて重宝する。
今回も読んだという簡単な記録だけで失礼致します。
NHKブックス No.564
トルコの人びと 語り継ぐ歴史のなかで
松原正毅 著
224ページ
1,012円(本体920円)
第1章 山賊の周辺—オスマン朝末期の混乱と秩序
第2章 兵隊の時代—オスマン朝崩壊の末端で(脱走兵サドゥク;捕虜アリ)
第3章 プナルバシュ事件—トルコ革命のすすむなかで
第4章 エイトメン・ルザの軌跡—共和国とともにあゆんで
第5章 村の風景—あるいは村のゆくえ
トルコ史年表
内容
“西と東の出会う国”トルコ。 トルコという国には人を魅惑してやまない何かがある。 著者は、この地で遊牧民ユルックと暮らした経験から、アナドル高地の一寒村、ジェヴィズの村びとと親交をあたため、彼らの人生の軌跡を「聞き書き」としてまとめた。 これまで文書に記録されることの少なかった村の歴史を再構成した、これは卓抜な民族誌的記録である。
アナトリア高地の遊牧民ユルック族の定住化した村に住みこみ、彼らの人生の軌跡や文書に留められることの少なかった村の歴史を探る。これは卓抜な民族誌記録である。