『坐敷藝忠臣蔵』 9(二段 もゝの井「此しゃくしを耳となしかうもり(蝙蝠)の身振りにてつらはぢをかゝせるつもり」)山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画
とんび役のもろなほ(師直)がからす役のもゝの井(桃井若狭之助安近)に向かって、小馬鹿にしたことにこだわるほんぞう(本蔵)。
二段目ではこうもりに扮したもゝの井(桃井若狭之助安近)を褒め、もろなほ(師直)に憤慨。
もゝの井(桃井若狭之助安近)、言う。
「此しゃくしを耳となし、かうもり(蝙蝠)の身振りにて、つらはぢをかゝせるつもり。」
しゃくし(杓子)でこうもりの耳に仕立てたもゝの井(桃井若狭之助安近)に
ほんぞう(本蔵)、
「鳥なきさと(里)の かうもり(蝙蝠)と、世の人口を思ふゆへ、明日のしゆかり(主役くらいの意味か)を、なんぢととくとうちあわすこと。」
云々
ほんぞう(本蔵)
御らんにいれんと ひとこしをぬきはなし、かたな(刀)のはわたし(駒の歯 渡し 掛け言葉:刃渡り)座敷ごま
にほいはみがき、はんごんたん(ちゃっかり、広告まで、台詞に組み入れて言い回す。現在の歌舞伎でも、劇場近くの店や、興行中の歌舞伎興行の宣伝を、台詞に紛らせて行われていることがある。)
すっぱりとあそバせと、かへすかたな(刀)に、にハの松、ゑだを
はつし(擬音)と切りおとせば、
「言ふにおよば。われなきあとハ、さんしよ(山椒)のくやう。やなぎのしたで、水をたむけよ。」
『坐敷藝忠臣蔵』
山東京傳 戯作
歌川豊国 戯画
山東京傳 1761-1816
歌川豊国 1769-1825
小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810]
19cm
和装
印記:只誠蔵,斎藤文庫,洒竹文庫
関根只誠,斎藤雀志,大野洒竹旧蔵
早稲田大学図書館 (Waseda University Library)
『坐敷藝忠臣蔵』ヘ13 02377
『坐敷藝忠臣蔵』 1 山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館 『坐敷藝忠臣蔵』 2 『坐敷藝忠臣蔵』と『仮名手本胸之鏡』は同じか否か。それともよく似ていると言うだけか。部分的に一緒ではあるが、違う本なのだろう。 『坐敷藝忠臣蔵』 3 表紙 山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館 『坐敷藝忠臣蔵』 4 裏表紙 及び 「坐敷藝忠臣蔵序」1、2、3 山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館 (2枚) 『坐敷藝忠臣蔵』 5 出演者全員顔見世的一枚(一部、日本語漢文で記されている)山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館 『坐敷藝忠臣蔵』 6 大序(各出演者の簡単な芸などの説明)山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館 『坐敷藝忠臣蔵』 7(大序 かほよの兜「蘭奢待の香るこの兜こそ義貞着用のものに間違いない」)山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館 『坐敷藝忠臣蔵』8(序切 とんび役のものはほ(師直)がからす役のもゝの井(桃井若狭之助安近)に向かい小馬鹿にした事ばかりを並べ立てる)山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画 『坐敷藝忠臣蔵』 9(二段 もゝの井「此しゃくしを耳となしかうもり(蝙蝠)の身振りにてつらはぢをかゝせるつもり」)山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画
『仮名手本胸之鏡』山東京伝 作 歌川豊国 画 早稲田大学デジタル図書
通油町(江戸) [蔦屋重三郎] 寛政11 [1799] 黄表紙
仮名手本胸之鏡 上 1 表紙 仮名手本胸之鏡 通油町 蔦十版 巳未春 仮名手本胸之鏡 上 2 一丁表 仮名手本胸之鏡 上 3 一丁裏 二丁表 仮名手本胸之鏡 上 4 二丁裏 三丁表 仮名手本胸之鏡 上 5 三丁裏 四丁表 仮名手本胸之鏡 上 6 四丁裏 五丁表 仮名手本胸之鏡 上 読了^^v 7 五丁裏 仮名手本胸之鏡 中 7 一丁表 仮名手本胸之鏡 中 8 一丁裏 二丁表 仮名手本胸之鏡 中 9 二丁裏 三丁表 仮名手本胸之鏡 中 10 三丁裏 四丁表 仮名手本胸之鏡 中 11 四丁裏 五丁表 仮名手本胸之鏡 中読了^^v 仮名手本胸之鏡五丁裏 12 六丁表 仮名手本胸之鏡 下 13 一丁表 仮名手本胸之鏡 下 14 二丁裏 三丁表 仮名手本胸之鏡 下 15 三丁裏 四丁表 仮名手本胸之鏡 下 16 四丁裏 五丁表 仮名手本胸之鏡(上中下読了^^v) 17 下 五丁裏