四天王寺
『パイドン』 34 プラトン著 (七)ケベスの反論。魂が肉体より長寿だとしても、幾度も肉体を着潰すうちに披露して衰弱して、ついに滅亡しない。という保証はない。
プラトン著『パイドン』 P.95-98 (要約)
前回で ソクラテスは、ケミアスの意見も聞いてみて、それから考察しようと、もちかける。^^・・・・・・・・・・・
ソクラテス
さあ言いたまえ、ケベス。
先ほどから君を困らせていた問題なのかね。
上の言葉を受けて、
ケベスの反論が始まる。
(七)ケベスの反論。魂が肉体より長寿たとしても、幾度も肉体を着潰すうちに披露して衰弱して、ついに滅亡しない。という保証はない。
『パイドン』魂の不死について
プラトン著
岩田靖夫訳
岩波文庫 青602-2
他 Wikipediaなど
『パイドン』 1〜30 プラトン著 (1〜30のまとめ。) 『パイドン』 31 プラトン著 (シミアスがソクラテスに対し「今私は、恥じることなく質問致しましょう。後になって今言わなかったと自分自身を攻めることがないように。」) 『パイドン』 32 プラトン著 (シミアスの反論。「魂が肉体の調和ならば、肉体の壊滅と同時に魂も消滅する。」) 『パイドン』 33 プラトン著 シミアス「魂が何らかのハルモニアーなら、肉体が病気や他の災いの為に度外れに緊張させられたりする時、魂は精神的な物でも直ちに滅亡せざるを得ない。」 『パイドン』 34 プラトン著 (七)ケベスの反論。魂が肉体より長寿たとしても、幾度も肉体を着潰すうちに披露して衰弱して、ついに滅亡しない。という保証はない。