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『パイドン』 12 プラトン著(エケクラテス「亡くなられた時のことを云々」パイドン「ソクラテスは、態度においても言葉においても幸福そうに見えました。恐れなき高貴な最後であったことでしょう。」)

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東大寺 鏡池

 

 

 

『パイドン』 12 プラトン著(エケクラテス「亡くなられた時のことを云々」パイドン「ソクラテスは、態度においても言葉においても幸福そうに見えました。恐れなき高貴な最後であったことでしょう。」)

 

 

プラトン P.18-21  「序曲」続き  (要約)

「序曲」

エケクラテス

 孤独のうちに亡くなられたのでしょうか。

パイドン 

 多くの方がいらっしゃいました。

エケクラテス

 誰ですか?

パイドン

 答える。

パイドン

 ソクラテスを思い出すことは、実際私で語るにしても、他の話を聞くにしても、最高の喜びなのですから。

パイドン

 驚くべき感情を味わった。

 親しい人の死だというのに、私は悲しみの気持ちに襲われなかった。

 ソクラテスは、態度においても言葉においても幸福そうに見えました。

 恐れなき高貴な最後であったことでしょう。

 神の配慮なしに、ハデスの国へ行くことはないだろうし、その国についてからも嫌即も幸福な人がいるとすれば、この方こそがソクラテスであろう、と。

 なので、不幸に立ち会っていつのとって当然怒るべき感情が起こらなかった。

 アポロドロスは特にそうでした。

パイドン

 とはいえ、こんな私も、心乱れた状態にあったのです。

 シクラテスは、病気だったと思います。

エケクラテス

 そこには他にぢンな人がいたのですか。

 (根掘り葉掘り聞く)

パイドン

 (多くの名をつらねる。)

 

 此処で『パイドン』「序曲」は終わる。

 

ハデスの国とは

 以前にも調べましたが、ハデスの国とはハーデース(古希: ΑΙΔΗΣ、Ἅιδης[1])は、ギリシア神話の冥府の神。

 日本語では長母音を省略してハデスとも呼ばれる。

 クロノスとレアーの子で、ポセイドーンとゼウスの兄である。

 妻はペルセポネー。

 その象徴は豊穣の角及び水仙、糸杉。

 ポセイドーンと同じく馬とも関連がある。

 オリュンポス内でもゼウス、ポセイドーンに次ぐ実力を持つ。

 後に冥府が地下にあるとされるようになったことから、地下の神ともされ、ゼウス・クトニオス(地下のゼウス)という別名を持っている。

 普段冥界に居てオリュンポスには来ないためオリュンポス十二神には入らないとされる場合が多いが、例外的に一部の神話ではオリュンポス十二神の1柱としても伝えられてもいる。

 また、さらに後には豊穣神(作物は地中から芽を出して成長する)としても崇められるようになった。

 パウサニアースの伝えるところに依ればエーリスにその神殿があったといわれている[4]。

 

『パイドン』魂の不死について

 プラトン著 

 岩田靖夫訳

 岩波文庫 青602-2

 他 Wikipediaなど

  『パイドン』 1 プラトン著 (言葉memo  『パイドン』/ 「ピタゴラス派哲学者ピロラオス」/ 「ピタゴラス派」) 『パイドン』 2 プラトン著 (『パイドン』の登場人物) 『パイドン』 3 プラトン著 (言葉memo 「想起説」/ 「イデア論」/ 「カタルシス」) 『パイドン』 4 プラトン著 (『パイドン』におけるソクラテス像(超禁欲)と伝わる実像(禁欲主義者及び大酒豪、エロスといった快楽主義者)) 『パイドン』 5 プラトン著 (パイドンとソクラテス / シミアスとケベス 対 ソクラテス / ピタゴラス派、ピタゴラス、ピタゴラス学派 『パイドン』 6 プラトン著 (激しい問と答の激突は、この対話篇において、プラトンがいかに歴史的なソクラテスの生きた対話の有様の再現を意図したかを雄弁に物語る。) 『パイドン』 7 プラトン著 (『ゴルギアス』「いかに生きるべきか」「どんなに人が幸福であり、どんなに人が不幸であるかを知ることである。」「正義とは何であるか」) 『パイドン』 8 プラトン著 (ソクラテスの求めていたもの、、、、、プラトンのイデア論が成立する。 / 言葉memo イデア論(初期、中期、後期)) 『パイドン』 9 プラトン著 (『パイドン』のソクラテスと歴史的ソクラテスの差異がある(多くの研究者)) 『パイドン』 10 プラトン著 (『パイドン』「序曲」 「序曲」では  物語は、エケクラテスとパイドンの会話から始まります。   / 言葉memo 「エケクラテス」) 『パイドン』 11 プラトン著(エケクラテス「裁判は遥か以前に終わったのに、彼が亡くなられたのは随分後なのはどうしてか?」パイドン「アテナイ人の伝説(ミーノータウロスの退治)による」) 『パイドン』 12 プラトン著(エケクラテス「亡くなられた時のことを云々」パイドン「ソクラテスは、態度においても言葉においても幸福そうに見えました。恐れなき高貴な最後であったことでしょう。」)

 

 

 


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