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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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『パイドロス』プラトン著 19 (エジプトを例に長々と続くソクラテスの話に対し、パイドロス言う「ソクラテス、あなたはエジプトの話でも、また気の向くままにどこの国の話でも、楽々に捜索されますね。」と。)

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『パイドロス』プラトン著 19 (エジプトを例に長々と続くソクラテスの話に対し、パイドロス言う「ソクラテス、あなたはエジプトの話でも、また気の向くままにどこの国の話でも、楽々に捜索されますね。」)

 

P.134-135 (概要抜粋)

ソクラテス エジプトを例に出して得々と論議を続ける。

 テウトは次のように言った。

「王様、この文字を学べば、エジプト人たちの知恵に高まり、物覚えは良くなるでしょう。私の発見したのは記憶と杖の秘訣なのですから。」

 タモスは次のように言った。

「類なき主のテウとよ、技術上の事柄を生み出す力を持った人と、生み出された記述がそれを使う人ぶとにどのように与え、どのように益をもたらすのかを判断する力を持った人とは、別のものなのだ。いつもあなたは、文字の生みの親として、愛情にほだされ、文字が事実に持っている効能と効果と言う正反対のものを言われた。なザナラ、人々がこの文字というものを学ぶと、記憶力の訓練がなおざりにされるために、その人たちの中魂の中に、忘れっぽい性質が植え付けられることだろうから。それは他ではない。彼は書いたを信頼して、ものを思い出すのに、自分以外のものに掘りつけられる印によって外から思いですようになり・・・・・・・・。多くの場合は本当に何も知らないながら、見かけだけは非常に博識かであるように思われるようになるだろうし、また知性となる代わりに知性であるというウヌビレだけが発達するため、付き合いにくい人間となるだろう。」

パイドロス

 ソクラテス、あなたはエジプトの話でも、また気の向くままにどこの国の話でも、楽々に捜索されますね。

ソクラテスの切り返し

 パイドロスの言葉を遮り、パイドロスの言葉に

「君は重要なことに気を止めず、エジプトとかそういったところに気を止めるんだね(要約)」

パイドロス

 お叱り恐れ入りました。文字については 云々

 話はまだまだ続く

 

 

パイドロスの

 ソクラテス、あなたはエジプトの話でも、また気の向くままにどこの国の話でも、楽々に捜索されますね。

     と言う言葉で、またまた笑いがこみ上げてきた私って、やっぱり不謹慎でしょうか・

     プラトンの書く『パイドロス』も、相当面白いと感じるが、私の誤読なのでしょうか?

パイドロス

 お叱り恐れ入りました。

     と言う大人的対応に、少しホッとする。

 

     哲学的観点からこの本を読むのはどのようにすべきか。

     基本がわからない。

     ちゃんとした授業を聴講したい!!!と言う気持ちは大きくなる。

     今はコロナで大変だが、以前能楽の講義を受けていた阪大の講座でやっているかな?

     自分の無力さに、押しつぶされそうになる。

 

ソクラテスのエジプトを例に取った関係のある記録(2件)

『パイドロス』プラトン著 17 (*ソクラテス「狼の言い分でさえ聞いてやるべきだ」 *パイドロス あなたもまた是非それを実行してください。) 『パイドロス』プラトン著 18 (言葉memo「イビス」(イビスと呼ばれる聖鳥として仕えていた。)/「テウト」(はじめて算術と計算、幾何学と天文学、さらに将棋と双六などを発明した神))

 

 

 プラトン著 

 藤沢令夫訳

 岩波文庫 青01−5

Wikipedia

 

『パイドロス』プラトン著 1 (ソクラテスがパイドロスと出くわすところから話は始まる。「やあ、パイドロス、どこへ?そしてどこから来たのかね」) 『パイドロス』プラトン著 2 (パイドロス 「ケパロスの息子のリュシアスのところから来ました。・・・・・・・」) 『パイドロス』プラトン著 3 (パイドロス 「アクノメスの言に従って、大道を闊歩(かっぽ)することにしています。・・・・・・・」) 『パイドロス』プラトン著 4 (パイドロス 「自分を恋しているものより、恋して無い者こそ、むしろ身をまかせるべきであると」ソクラテス「おお、心けだかき男よ!」) 『パイドロス』プラトン著 5 (パイドロス 「われ、汝に誓う」ソクラテス「さらば、調べ高きムッサの神たちよ、いざ、われをみちびきたまえ。」) 『パイドロス』プラトン著 6 (ソクラテスの言葉memo 「ニュンフ」(ギリシア神話:精霊あるいは女神)「ディテュランボス」(古代ギリシアの讃歌の一種)) 『パイドロス』プラトン著 7 (ソクラテス P.40-41:安部公房氏の「弱者への愛には、いつも殺意がこめられている」を思い浮かべる。) 『パイドロス』プラトン著 8 (ソクラテス 「よわい同じからざれば、たのしみも同じからず」・・・・・・・・・・飽きが来る) 『パイドロス』プラトン著 9 (ソクラテス 「魂は全て不死なるもの」→「さて、魂の不死については、これでじゅうぶんに語られた。」 『パイドロス』プラトン著 10 (ソクラテス 「魂の本来の相(姿)について、語らねばならない」→「神の御心のままに委ねるがよい。」(イランなどでは、「神のみぞ知る)」 『パイドロス』プラトン著 11 (ことばmemo アドラステイア アドラステア (Adrastea)  アドラステイアー / ネメシス ) 『パイドロス』プラトン著 12 (パイドロスのために、一種詩的は話し方をしなければなりませんでした。・・・・・不具にしてしまわれたりすることがありませんように。) 『パイドロス』プラトン著 13 (ソクラテス「政務委員会により議決されたり」とか「民会により議決されたり」批判 / 現在「専門家の意見を参考にして「専門者会議を元に」) 『パイドロス』プラトン著 14 (話したり考えたりする力を得るために、この分割と総合の方法を、僕の恋人のように大切にしているばかりでなく、また他も人にも・・・・・。) 『パイドロス』プラトン著 15 (言葉memo アドラストス「獅子と猪に娘を嫁がせよ」 / ペリクレス「貧しいことは恥ずべきことではない。・・・・・。」) 『パイドロス』プラトン著 16 (言葉memo ヒポクラテス『ヒポクラテスの誓い』また、医学を原始的な迷信や呪術から切り離し、臨床と観察を重んじる経験科学へと発展させたことが挙げられる。) 『パイドロス』プラトン著 17 (*ソクラテス「狼の言い分でさえ聞いてやるべきだ」 *パイドロス あなたもまた是非それを実行してください。) 『パイドロス』プラトン著 18 (言葉memo「イビス」(イビスと呼ばれる聖鳥として仕えていた。)/「テウト」(はじめて算術と計算、幾何学と天文学、さらに将棋と双六などを発明した神)) 『パイドロス』プラトン著 19 (エジプトを例に長々と続くソクラテスの話に対し、パイドロス言う「ソクラテス、あなたはエジプトの話でも、また気の向くままにどこの国の話でも、楽々に捜索されますね。」と。)  

 


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