桜
今年はどういうわけだが、一日二日を除いて、ほぼ毎日満開の桜を見ている。
それも近場の散歩ばかりで、十分な桜並木を満喫していた。
その桜も、そろそろ散り際を心得、地面には桃色の絨毯が広がる。
今年の桜は少し小さめで、色濃く、花付きよく、いわば桜の当たり年であった。
今やコロナ第四波を迎える。
コロナが問われ、よほどの用がない限り府県をまたぐといった事は無くなった私だが、その分、近くの散歩が増えた。
今日は空がどんよりして、今にも雨が降りそうだ。
今一度シャシャッとバイクにまたがり、少し遠くの桜を見てこようか。
「お好きになさいまし。」
といった声が聞こえてきそうだなと、鳥 ほくそ笑む。
今年の桜は、まさに、この歌だと感じる^^↓
満開の桜ずずんと四股を踏みわれは古代の王として立つ 佐佐木幸綱
佐佐木 幸綱
佐佐木 幸綱(ささき ゆきつな、1938年10月8日 - )は、日本の歌人、国文学者、日本芸術院会員。
「心の花」主宰・編集長。現代歌人協会前理事長。
早稲田大学名誉教授。曽祖父の佐々木弘綱、祖父で文化勲章受章者の佐佐木信綱、父の佐佐木治綱、母の佐佐木由幾、長男の佐佐木頼綱、次男の佐佐木定綱も歌人である。
本名は佐々木幸綱で、祖父、父に倣って「佐佐木」を称する。
主な受賞歴
第15回現代歌人協会賞(1971年)
第5回詩歌文学館賞(1990年)
第28回迢空賞(1994年)
第2回若山牧水賞(1998年)
斎藤茂吉短歌文学賞(1999年)
芸術選奨文部大臣賞(2000年)
紫綬褒章(2002年)
山本健吉文学賞(2004年)
現代短歌大賞(2004年)
読売文学賞(2012年)
子供 佐佐木頼綱(長男) 佐佐木定綱(次男)
親族 佐佐木治綱(父) 佐佐木由幾(母)
佐佐木信綱(祖父) 佐々木弘綱(曽祖父)