廣瀬神社
1月16,17日の予定で2021年度大学入学共通テストのまず1日目が済んだ。
20年度まで行われていた「大学入試センター試験」に替わって、2021年度から新たに導入される「大学入学共通テスト」。
「大学入試センター試験」と「大学入学共通テスト」では、一体何が違うのか。
大きな特徴と違いとしてはセンター試験よりも、
知識の理解の質を問う問題、
思考力、判断力、表現力等を発揮して解く問題
などに重点が置かれている。
また、各大学が実施する試験との組み合せにより、全科目に平均的な学力をもつオールラウンド型の学生、のように従来とは異なった層の学生開拓に繋がれば吉と云う試みらしい。
小論文や面接に重点を置く入試が可能に
大学入試の個性化・多様化に貢献する
と期待されている、と云う。
今年から始まる「大学入学共通テスト」内容は、次のように変更される。
1 「数学1」の試験時間が60わから70分に変更。
2 「理科2」のセンター試験で出題されてきた選択問題については、設定なし。
3 「英語(筆記)」の名称が「英語(リーディング)」に変更。
4 「英語」リーディングの配点は200点から100点に、リスニングの配点は50点から100点に変更。
知識の理解の質を問う問題、
思考力、判断力、表現力等を発揮して解く問題
は良いにしても、
小論文や面接に重点を置く入試が可能
大学入試の個性化・多様化に貢献する
って、採点する教官側も朝早くから駆り出され、難しい採点を迫られるのは採点側も大変じゃないかぇ?
まして、面接と云った採点方法は、公立小・中学生のハキハキした運動のできる物怖じしない生徒に高評価を与える現場を入試にまで取り入れかねない不安を感じるのは私だけか?
公立小学校で教師受けがしないがために一見 見落とされていた生徒。逃げ場を見つけ、塾で能力を発揮して、真っ当な人生を歩んでいることが多々ある事を知っているが、今回の「面接に重点を置く入試が可能」と云う内容は、頭切りになったり、あるいは、採点の判断基準が極めて難しいような気がする。
又、筆記面で優れたコツコツ型の学者的学生を網の目溢れする様な気がしてならないのは、私だけか。
それでなくても今年入試を受ける学生諸君は、入試採点方法が変わるばかりか、コロナという非常事態や地域によっては大雪でが延期になっていると云う。
未来を担う若者たちに生活面でも学業面でも負担を軽減させてあげたいと切に願う。
頑張れ、若者。
若者に、少しでも不安的要素を取り除いてあげられ、老人も安堵できる、そんな世の中になれば良い。