絵図は二巻
『年中行事絵巻』40 【巻四 妓女の舞御覧の様子】二十六紙〜三十紙 中央公論社 小松茂実
日本絵巻大成 8 巻四 二十六紙〜三十紙
綾綺殿
紫辰殿北戸
仁寿殿 東面
恭禮殿
鎮座北戸
左青陳門
綾綺殿西殿
以上十五景内
皆数 三十枚
妓女の舞御覧の様子
妓女の舞御覧
1 芸妓(げいぎ)。また、遊女。
2 平安時代、内教坊(ないきょうぼう)に所属して女舞(おんなまい)を行った女性。
内教坊(ないきょうぼう)
奈良・平安時代、宮中で舞姫をおいて女楽・踏歌などを教え練習させた所。坊家(ぼうけ)。
女舞(おんなまい)
1 女性がまう舞。
㋐舞楽で、内教坊(ないきょうぼう)の妓女がまった舞。妓女舞。
㋑白拍子(しらびょうし)の舞。
曲舞(くせまい)・幸若舞(こうわかまい)・田楽・猿楽などで行われた女による舞。
㋒風流踊りや歌舞伎踊り、また民俗芸能などの女による舞。
2 民俗芸能などで、男性が女性に扮してまう舞。