竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年 築地善交作 北尾重政画
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早稲田大学 古典籍総合データベース
七丁裏
そんじよそこらの
中風にてひだるが
かたみかふハぬと
いふびやう人を
うけとりけれバ
さつそく大坂下り
の人ぎやうつかひ
吉田才二とあし
つかひをやとひて
さしがねをいれて
つかハせけるに
まことにめい
人のしんこん
左の手足に
のりうつりて
たちまちに
ほんふくする、
ぬれ手で
あハより
ざうさも
ないりやう
づなれと
ちくさい
らうの
八丁表
きてん
古今の
大でけ/″\
ゑらひ
ものと
いふ、ひやう
ばんなり
八丁表
「女ぼう
よろこべ
ひだりハ
おやくに
たつたハ
やい
八丁表
「その地口
より
よいほうハ
ひだりへ/″\
の
ほうが
ゑら
からふ
とハ
才次も
よつほど
さる
ものなり
七丁裏
「もし
だんなへ
その位
で七
へんげ
の
七丁裏
しよさ
が見
たいね
そんじよそこらの
そんじゅそこらの
ほんふく本復 《名・ス自》
病気が完全になおること。全快。
竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙 寛政六年 築地善交作 北尾重政画 竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年 築地善交作 北尾重政画 竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年 築地善交作 北尾重政画 竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年 築地善交作 北尾重政画 竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年 築地善交作 北尾重政画 竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年 築地善交作 北尾重政画 竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年 築地善交作 北尾重政画 竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年 築地善交作 北尾重政画 竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年 築地善交作 北尾重政画