絵図は二巻
『年中行事絵巻』40 【巻四 射遣(いのこし)後 仁寿殿 東面】二十二紙〜二十六紙 中央公論社 小松茂実編
日本絵巻大成 8 巻四 二十二紙〜二十六紙
射遣(いのこし)後 仁寿殿 東面
仁寿殿 東面
着御タ ハジメ 公卿ノ装束前ニ 同シカルへシ
書カヘタルハ 誤ナリ
最後の後宴の遊び。
公卿と文人が退場。
夜もすでに、深更におよぶ。
庭に、近衛の舎人が七人並ぶ。
仁寿殿
平安京内裏十七殿の一。
内裏中央、紫宸殿(ししんでん)の北にあった。
初め天皇の日常の座所、のち、内宴・相撲(すまい)・蹴鞠(けまり)などを行う所となった。
じんじゅでん。
にんじゅでん。