祇園祭 鷺舞 (八坂神社にて)
『年中行事絵巻』日本絵巻大成 8-6 【建礼門(けんれいもん)、白馬節会(あをうまのせちゑ )】五、六紙 中央公論社 小松茂実編
【巻一 建礼門(けんれいもん)、白馬節会(あをうまのせちゑ )】五、六紙
建礼門(けんれいもん)は、平安京内裏の外郭門の1つ、または、京都御所の門の1つ。
平安宮内裏外郭の南正面にあり、内郭の承明門(じょうめいもん)と相対する。
東西の築墻はそれぞれ39間で、その両端に春華門および修明門があり、門外の東西に仗舎を設け、舎前に炬火を焼き、左右の兵衛がこれを警固した。
白馬節会(あをうまのせちゑ )がこの門前で行われた事から「青馬陣」ともいい、内裏の南にあるから「南端門」ともいい、外郭にあるから「外門」ともいい、「南面僻仗中門」ともいった。
構造としては檜皮葺(ひわだぶき)、切妻屋根の角柱の四脚門である。
京都御所南面正門は建礼門である。
現在も天皇皇后及び外国元首級のみが通ることのできる、最も格式の高い門とされ、御所一般参観時にも開門されることはないが、間近で見学することはできる。 (ウィキペディア)
【白馬の節会】あをうま-の-せちゑ (古語辞典)
正月七日、左右の馬寮(めりよう)から二十一頭の「あをうま」を庭に引き出し、年中の邪気を除くとしてそれを天皇がご覧になって、そのあと宴を行った儀式。
【白馬の節会】
「白馬」と書いて、なぜ 「あおうま」と云うのか?
「あをうま」は、初めは青毛、または青みをおびた灰色の毛の馬であったが、醍醐(だいご)天皇のころから白馬に変わった。