東海道中膝栗毛 三巻 3 七丁表 中っ腹五十三次 売っ尻道中之記 閲覧 十返舎一九 通油町(東都) : 栄邑堂, 享和2-文化11
東海道中膝栗毛 三巻 1
発端,初,後,3-8編 / 十返舎一九 著
十返舎一九 1765-1831
通油町(東都) : 栄邑堂, 享和2-文化11[1802-1814]序
18冊 ; 19cm
滑稽本
書名は発端の巻頭による その他の巻頭書名:浮世道中膝栗毛,東海道中膝栗毛 序題:膝栗毛 題簽書名:浪華見物滑稽膝栗毛 見返し題:東海道中滑稽記膝栗毛,洛中滑稽之記膝栗毛 扉題:中ッ腹五十三次売ッ尻道中之記
序:芍薬亭主人ほか
共同刊行:河内屋太助(大阪心斎橋唐物町)ほか
和装
印記:拾翠艸堂児戯之記
読んでいるのは、早稲田大学 ヘ13 03123 3巻目
七丁表
浮世道中膝栗毛後編
十返舎一九
長明が東海道記に曰、松に雅琴(かぎん)の調あり、浪
に鼓の音ありと、息杖の竹笛をふけバ、助
郷の馬、太鼓をうつ、膝栗毛扁の序びら
き、ヒヤリ/\、すつてん/\、狂言詞 「か様に
候者ハ、お江戸の神田のハ丁掘辺に住居せし、
弥治郎兵衛、きた八と申す、なまけものにて候、
雅琴(がぎん)
〘名〙 琴の美称。風雅な琴。上品な琴。 ※和漢朗詠(1018頃)下「嵐に随ふ落葉は蕭瑟を含めり 石(いは)に濺く飛泉は雅琴を弄ぶ〈源順〉」 〔司馬相如‐長門賦〕 息杖 駕籠 (かご) かきや重い物を担ぐ人が、ひと休みするときに荷物を支えたり、からだのバランスをとったりするために使う長い杖。