177:『古典文法質問箱』
角川書店,
(角川ソフィア文庫)
302 ページ ¥ 980
1998 年
古典文法の基礎から細部に至るまでのあらゆる疑問にたいして、例文に即して具体的、平易に答える。古典文学を読み解くための頼りになる道案内84項。短歌・俳句を詠む折にも役に立つ知識、満載。
『古典文法質問箱』を読了。
一冊の本にずいぶん長い日々を要した。
『古典文法質問箱』の裏表紙には
A 初めて、また改めて古典を読んでみようと思う人、短歌や俳句を作ろうとするするひとたちに役立つ……
と、説明されいるが、読み進めた最後 あとがきになって
B 実際に現場で直面する高校生の質問・疑問に答えられるようにと、(高校古典専門教師に)質問を募集し、それに対する答えをここにまとめました
AとBでは 対象が大きく違うよ
裏表紙に目につくように
初めて、また改めて古典を読んでみようと思う人、短歌や俳句を作ろうとするするひとたちに役立つ……
なぁんて気楽に書かれているから、読み始めて、中にはまどろっこしい質問があったりして、案外 難しい箇所が多いのです。
わかるところは必要ないでしょうってくらいの簡単な質問。或は、其の逆。あくまでもわたくしには、こういった逆が曲者、文学部に行っとけば良かったなと後悔させる一冊(笑)
長くなるので、内容は省略
他の方で 「大野晋の『古典文法質問箱』にやられる」 なんてタイトルで記録されている方がいらっしゃった。
うんうんホントだねとうなずきながら拝見させいただき、納得した。
『古典文法質問箱』読後 息子の高校の頃の副教。 京都書院の『国語便覧』を楽しむ。
内容充実満載…
今読んでいる絵巻物迄が載っている
うっとり
集中して読んでいたので、夕刻四時の『仮名手本忠臣蔵』を見るのも忘れて本と遊んでいた。