本を直す
用意するもの
愛着のある傷んだ本
日本ブッカー
ページヘルパー
ブッカー用はさみ
本来は本の「箱」に入れる際、本をカバーする為についていた「耳」
と
ボロボロ外れるカバー部分のごみ
を取り除く
「箱」とか「耳」とか「用意するもの」とか(笑)
なんだか 安部公房みたいで、わくわく気味のわたし
「耳をとっても本は本」
「悪い人でも、姑は親」
お!これは、『夏祭浪花鑑 』
ほなら、いきますぇ〜
と、阿呆なことをいいながら、
‘しっぱいしたら、どうしよう’
なぁんて思いが頭をかすめ、
本当はとても緊張しつつ
真剣にブッカーを貼るわたし
ついでに、
汚いページも
テープで 貼るべし貼るべし
と、補正するわたし
とうとうたらり たらりら
たらりあがり ららりとう
ちりやたらり たらりら
たらりあがり ららりとう
ご機嫌良く大切な本を修理し終わったわたくし
うれしゅうてうれしゅうて
『神歌』のページを開けるでございまする。
箱にしまう
うひゃひゃ
どひゃひゃ
『観世流謡曲百番集』『観世流謡曲続百番集』
お直し完成にて お粗末
これにて おしまい
おつきあい下さり、誠にありがとうございます(*^D^*)