映画『マリオネット 私が殺された日(原題:나를 기억해/Marionette)』3,9★ 監督・脚本:イ・ハンウク
映画『マリオネット 私が殺された日(原題:나를 기억해/Marionette)』を見た。
実話をもとにした映画とあって、怖さは真に迫ってくる勢いである。
映画の題名は『マリオネット Marionette)』
『マリオネット Marionette)』というだけに、手軽で身近なネットを媒介して、話は展開。
悪どくまた嫉妬に燃えたとも言える高校生たちと、単純にゲーム感覚で遊んでいた一人の子供達に操られた形であった。
上には悪どくまた嫉妬に燃えたとも言える高校生たちとは書いたが、実際には悪意のない小学生がボスとなり、高校生や大人をうまくコントロールしていた。
最近のコンピューターは私たちの想像を絶するくらいに進化している、
写真に写り込んだ顔写真に機会を当てると、住所氏名年齢ほか個人情報が簡単に表示されるという。
一般化はされてないと思うのだが、大人だけでなく利口な小学生なら作り、悪意なくゲーム感覚でことを運び事件を起こすといったことは簡単なのかもしてない。
映画を見ながら、個人情報流出や、それに伴う悪意なき犯罪の怖さを感じた。
弱者への愛にはいつも殺意が秘められている。(要約) 安部公房
【キャスト】
イ・ユヨン『アトリエの春、昼下がりの裸婦』
キム・ヒウォン『アジョシ』
キム・ダミ『THE WICTH/魔女』
イ・ハクジュ『消された女』
【スタッフ】
監督・脚本:イ・ハンウク
2017年/韓国/韓国語/シネマスコープ/DCP5.1ch/102分/
原題:나를 기억해
英題:MARIONETTE
字幕翻訳:松本庭美
配給:クロックワークス
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