173: 『天使』安部公房 (新発見・幻の最初期小説) 新潮より
『天使』
8−18
天使がかかれたノート 最初の部分
19
(新発見・幻の最初期小説)
1946、11
安部公房
解説 加藤弘一
20−23
雑誌 新潮より
22歳で執筆された安部公房先生の未発表作発見 題名「天使」を読む。
高校生の頃のめり込んだいわばわたくしの青春とともに過ごした安部公房
その日々を思い出す。
わたくし今や感性が退化(笑)
「天使」を複数回読み楽しみ、記録する。
先生曰く
「○○の人は難しく考えすぎて、笑ってくれないんですよ。もっと単純に笑ってくれえばいいのに…。」
西武大津でのお言葉だが、小説にも当てはまる。
あらすじは新聞社等が要約されているので、ここでは割愛。
何しろわたくしのような者が感想を述べるのは、誠の安部公房のファンの方々にとって申し訳無く感じるし、おこがましい気持ちさえ芽生える。
言えることはひと言…
やはり、感覚的に、公房だ!面白い!
「天使」を読み、氏は言葉の美しい方だと再確認。
最後の歌う「詩」の部分で、安部公房先生は詩人○○を愛していたことが伺える。
が、反論を喰らうのはイヤなので、詩人名は省略(笑)
比喩及び言葉の感覚的面白みが十二分に味わえる安部公房氏は、日本の言葉の美しさを充分に肌で感じ取った実は心やさしい人だったと、わたくしは再びみたびと感じるのである。
なぜかしらん!
レモンティで、かんぱ〜い(爆)
安部公房の小説とお人柄はやっぱり好き