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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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『松浦の太鼓』平成22年1月・歌舞伎座 『御存 鈴ヶ森』平成24年2月・新橋演舞場

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  『松浦の太鼓』

出演:中村吉右衛門 中村歌六 澤村由次郎 中村松江 中村吉之助 中村種太郎(現・歌昇) 大谷桂三 中村芝雀 中村梅玉

 役者さんたちに
2010年
76分
カラー
討ち入りの太鼓の音が響き、いよいよその時が…忠臣蔵外伝の人気作。初代吉右衛門が当たり役とした松浦鎮信に当代吉右衛門、赤穂浪士の一人大高源吾に梅玉、俳人の其角に歌六、源吾の妹お縫に芝雀で。 師走のある日、俳人の其角は両国橋で煤竹売りに身をやつした赤穂浪士の大高源吾に出会う。其角が「年の瀬や水の流れと人の身は」と発句を詠みかけると、源吾は「あした待たるるその宝船」と付句して去る。翌日、同じく其角の門人の松浦鎮信は、其角を招き句会を催すが、大石内蔵助が吉良上野介を討たないと業を煮やしていた。そこで其角が源吾との句のやりとりを話す折しも、隣の吉良邸から山鹿流の陣太鼓が鳴り響き…。(2010年/平成22年1月・歌舞伎座)

 テレビで複数回楽しんだことのある平成22年1月・歌舞伎座の『松浦の太鼓』を見る。

 歌舞伎だ!

 今週は月曜から続けて、こなれた歌舞伎(笑)が続いている。

  東京さ、行て、芝居見てぇだ!!

  ……と、友人が申しておりまするw




  『御存 鈴ヶ森』

出演:中村吉右衛門 坂東彌十郎  中村錦之助  市村家橘 中村勘三郎

 役者さんたちに
2012年
40分
カラー
男と男の運命的な出逢いを描いた鶴屋南北の作品。 東海道品川宿の近く鈴ヶ森。夜は盗賊と化した雲助が多数出没している。ここへ通りかかったのは、はかなげな美少年・白井権八。暗闇から大勢の雲助が現れ襲いかかるところ、権八は見事な刀さばきで次々と斬り倒していく。その様子を窺っていた花川戸の侠客・幡随院長兵衛は権八に感心し、その腕に惚れ込んで権八を匿うことを申し出る。二人は江戸での再会を約束して別れるのだった。 吉右衛門の幡随院長兵衛に勘三郎の白井権八という好配役で。小道具を巧みに用いた立廻りに数々の名セリフなど、歌舞伎の楽しさが凝縮された一幕。(2012年/平成24年2月・新橋演舞場)

 平成24年2月・新橋演舞場ではられた『御存 鈴ヶ森』は、この月が初放送らしい。

 今月二入って平成24年2月・新橋演舞場『御存 鈴ヶ森』を二度見たが、これも満足のいくお舞台。

 こういった歌舞伎が見たい。


 幡随院長兵衛の入れ事(台詞)がある。

「長兵衛は五代目幸四郎(鼻高幸四郎)に当てて『鼻のたけえ長兵衛』。私も父の白鸚に当てて『柄の立派な長兵衛、あれはわしがとっつぁん』

 五代目幸四郎は鼻高幸四郎だったので、この言葉の上ではぴったしだが…。

 五代目だが「幸四郎」と聞いて、会場は沸く
 観客が笑うのも自然現象だし、台詞にあるのだからどうってことはないのだが…
 ご兄弟を今に置き換えると、若干引っかかる
 所詮芝居の絵空事と、聞き流す
                 …と、友人は苦笑い


 しかし、何と言おうが、吉右衛門さんの幡随院長兵衛はしびれるほどに上手い!

 幡随院長兵衛を通しで見たいが、関西では無理だろうな。




 データーは全て 衛星劇場HPより





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