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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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待ってました!『恋飛脚大和往来』「封印切」「新ノ口村」部分  片岡秀太郎,片岡仁左衛門,片岡我當,ほか

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にっぽんの芸能「上方の至宝~京都・大阪ゆかりの人間国宝新認定~」
伝統芸能の至芸を伝える個人として国が認定する重要無形文化財保持者。通称「人間国宝」と呼ばれる。今年は全国で7名が認定されたが、このうち京都・大阪ゆかりの方々、文楽太夫の豊竹咲太夫、歌舞伎俳優の片岡秀太郎、笛の藤舎名生のお三方について取り上げ、インタビューなどとあわせて名舞台をご紹介する。【ゲスト・司会】宮辻政夫(演劇評論家)
 何気にテレビつけて見ると、片岡秀太郎が出ていたっしゃった。
 
 歌舞伎の勉強に使われるという手法らしいのだが、身分を変え、声色を変えての「鶴じゃ」は興味深く、これは色々な言葉で試してみたいなと感じた。

 歌舞伎全集の興味ある演目や台詞部分をいろいろな役者さんで真似て演じ読みすることはあったが、身分を変えるという発想はなかったので、ためになった。

 また一つ、楽しいお遊びを見つけることができたと、秀太郎さんに感謝している。


 テレビが進むにつれ、心ときめく私。

『恋飛脚大和往来』(いわゆる梅忠)の「封印切」の封印を切ってからの座敷に残された二人の複雑な心境からやがて心中に導かれるという名場面と、「新ノ口村」の孫右衛門が梅川に寄進するはずであった大枚を全て手渡す名場面とはうつされた。

    よ! 嶋屋(シマ屋)! 待ってました!
    (ほんと、待ってたヨォ〜!もっとテレビでやってほしいなぁ)

 それは南座で興行された秀太郎様と仁左衛門様、秀太郎様と我當様と云った名作の一部であった。

 我當様も、まだお元気な頃で、懐かしさが心に染み入るようなお舞台であった。

 そういえば、今年の七月の大歌舞伎(松竹座)では、我當様は熱演されていらっしゃって、大変印象深かった。

 できる舞台を精一杯演じておられた我當様のお姿と、先代の仁左衛門様のお姿が心の中で重複し、こだましていた。 

    よ!松嶋屋! たっぷり〜!


 舞台は楽しく、心が高鳴る。

 勝手知ったる『恋飛脚大和往来』のことだもの。テレビで披露された台詞くらいはほぼ覚えている。

 私はお三方になりきって、台詞を重ねて遊んでいた。

 こう云ったお遊びは、劇場では無理であり、家で見る歌舞伎の醍醐味といえよう。


 過去乱鳥の記録
 大阪松竹座「七月大歌舞伎」2019年 昼の部より『厳島招檜扇(いつくしままねくひおうぎ)』片岡我當様のお舞台で、心を動かされる。役者魂を見せていただいた。この舞台は一生覚えているであろうと感じる。


 余談だが、そういえば、今年の松竹座の七月大歌舞伎も昼夜見たが、仁左衛門様と我當様の気の句だけしか記録を書いてない。

 好きな演目や役者さんが多かったというのに、である。書きそびれってやつで、私の場合は旅行家系などが特にひどい。

 ほんの一部を手がけるのだが、記録がついていかないほど時間がない。

 ま、いつも忙しく遊んでいるのは良いことだと、諦めまする。 わっはっは


 片岡秀太郎,片岡仁左衛門,片岡我當,ほか



 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 1 オ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 1 ウ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 2オ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 2ウ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 3オ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 3ウ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 4オ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 4ウ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 5オ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 5ウ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 6オ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 6ウ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 7オ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 7ウ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 8オ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 8ウ  近松門左衛門作
 『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 9オ  近松門左衛門作
 一旦休止しているが、今後も別記録場面で続く予定。



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