『風流 妖化役者附』上 一ウ(ふうりゅう ばけものやくしゃづけ) 鱗形屋孫兵衛, [江戸 明和6(1769)] 1
ばけ物のそう
童子格子の大
よきをきた
るふり
すハ此
うちのせん
せいとミ
へたり
しかる
子どもたちのすきゐふ
ぞ けもの
本 まい年
な れバばけ
ものゝ
たね も
つき て
うそ
八百も
久しいもの
こゝにちかきする
素人きやうげんといふも の
はやりけ れハ大ぼう ず
のばけのむれをよびあつめ
そうだんさいちう也
「おちま
を
一
只
た
し
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う
金弐
百両はた
らき
な
御いん きよ
の御せわ なれハむ
つきでレハござりましように
りが第一
金千両
までハ此
うすば
ニたりの
ミこミ
印
「それ
さすが
いざこれ
われら ハくびを
のばしてせくうを
いたすはやう初日がけじめ
たい
(読み間違いはお許しください。
『風流 妖化役者附』上 一ウ(ふうりゅう ばけものやくしゃづけ) 鱗形屋孫兵衛, [江戸 明和6(1769)] 1
『風流 妖化役者附. 上』(ふうりゅう ばけものやくしゃづけ)
鱗形屋孫兵衛, [江戸 明和6(1769)]
19cm
黒本
書名は題簽による 版心書名:役しや 角書付書名:風流妖化役者附
墨書入あり
和装
黒本(くろほん、くろぼん)とは
江戸時代に書かれた挿絵が描かれた本、草双紙の一種。
子供向けの赤い表紙の赤本が発展して、青少年向きの黒い表紙の黒本になった。
題材は、浄瑠璃、歌舞伎、英雄伝、戦記が多い。草双紙 黒本