山東京傳作 上 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』(浮気の蒲焼 上) 四オ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 8
うはきする白拍子で
ござんす
かやば丁の
タマ くしでこちのゑんニらさんと
うゑ木のかげから
ミそめました
女ぼう二する
ことがならずハ
おまんまなと
たいてもおりたいのさ
それもならぬと
おいやしやれバ
しぬかくごで
ござります
な
どゝ
ちう
もん
どをり
の
せりふ
をならべ
立てる
ハテ
いろおとこといふものハどんなことでなんぎを
しよふかしれぬものだぞもふ十両やらふからもちつと
となり
大きなこへで
たのむ
/\
あたりへ
きこへるやう二
ゑん二とが
おや弥二ゑもん
たのんだことハ
しらずきの
どくニおもひ
いろ/\と
いけんして
かへし
ける
(読み間違いはお許しください。)
山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 1
山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』一オ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 2
山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』一ウ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 3
山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』二オ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 4
山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』二ウ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 5
山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』三オ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 6
山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』三ウ(+4オ)(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 7
山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』四オ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 8
印行三百部之内
第三七號(第37号)
會製複書稀(稀書複製会)