映画『血と骨 Blood and Bones』4,5★監督:崔洋一 脚本:鄭義信、崔洋一 ビートたけし 國村隼 松重豊 オダギリジョー 寺島進 田畑智子 新井浩文 鈴木京香
最近毎日のように映画を楽しんでいるが本日は、『血と骨』を見た。
舞台は、大阪。
始まってしばらくすると心が辛くなるくらいに悲しい話が展開されていた。
苦しいくらいに気持ちが沈んだ状態で見ていたが、心底愛した女が脳腫瘍になり、重症な状態で退院したが、実は心は優しく、心を込めて介護していた。
一見好き放題の暴力男は、実は寂しい人で、心暖かな一面も持っていた。
重病の愛する女を、心では泣きながら息を止めた。
皆に嫌われる男は、独りであった。
何もかもが信じられない境遇であったのであろう。
多くの人々から巻き上げたと言っても過言ではない金を貯めた。その大甕を北挑戦に全て寄付し、男は幼い我が子を連れ、北に移った。
あまりにも悲しい、しかしあんな方向でしかしか生きられなかった男。
最後、好き放題生きていたように見えた主人公は生涯孤独であったことに、少し心が救われたというと、お叱りを受けるだろうか。
関西に住む私にとって、このような重い話の展開を見るのは少し苦しい感じはしたが、映画作品としては随分面白い作品に仕上がっていると感じた。
ただ、部分的に韓国語のみで話が進められ、字幕が無かったのが残念。その部分はあまりよくわからなかった。
國村隼さん、松重豊さん、オダギリジョーさん、寺島進さん、田畑智子さん達が印象深かった。
また、ビートたけしさんは演技に見えず、怖かった。
本日も簡単な記録のみにて失礼申し上げます。
血と骨
Blood and Bones
監督 崔洋一
脚本 鄭義信
崔洋一
出演者
ビートたけし
國村隼
松重豊
オダギリジョー
寺島進
田畑智子
新井浩文
鈴木京香
濱田マリ
柏原収史
中村優子
音楽 岩代太郎
公開 日本の旗 2004年11月6日
上映時間 144分
製作国 日本