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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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『近松全集第七巻』「冥土の飛脚」 1 オ

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  『近松全集第七巻』「冥土の飛脚」 1 オ



 

    梅川 冥土能飛脚 近松門左衛門作
    忠兵衛



  地ハル
  身をつくし難波尓さくやこの花能。里ハ

  三すぢ尓町の名も佐渡と越後の

             あハぢ
  相の手を。かよう千鳥の淡路町、亀屋

  能世つぎ忠兵衛、ことし廾能上はまだ四

  年、いぜんに大和より、敷金をもつて養子

      みようかん       こう
  ぶん後家妙閑のかいほう処、あきなひ功

  しゃだに         どがさ
  者駄荷づもり江戸へも上下三度笠。

              (1オ)      

               『近松全集第七巻』「冥土の飛脚」P.279

    



     

 敷金とは  (三省堂 大辞林 第三版 )
 七行本で、「敷金(しきがね)」

 敷金・敷銀 (三省堂 大辞林 第三版 )
 ① 「しききん(敷金)」に同じ。
 ② 持参金。しきぎん。しきせん。 「四年以前に大和より-持つて養子分/浄瑠璃・冥途の飛脚 上」




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