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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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映画『ローズマリーの赤ちゃん  Rosemary's Baby』1968年 アメリカ 3,5★/5★

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  写真は、大阪民博にて





   映画『ローズマリーの赤ちゃん  Rosemary's Baby』
   1968年 アメリカ 3,5★/5★



 若かりし頃テレビで二度ほど見たことのある『ローズマリーの赤ちゃん』をテレビ録画で今一度みた。

 原題は『Rosemary's Baby』
 あまりにもストレート。そのままやん!とほくそ笑む。

 話はほぼ忘れていたが、所々印象深い画面があった。


 しかし腹がたつ。
 ローズマリーの旦那に、無性に苛立つ。
 顔も見たくないような男性だわ!と、乱鳥は言い切る。

 
 ローズマリーと、隣人の年配男性の言い回しが、詩を読むようで心地が良いと感心していると、次のような言い回しが出てきた。
「男の子は蜂蜜とミルクと云々でできているの。」
 まさしくマザーグースである。
 アメリカ映画なのにマザーグースとは、これ、いかに!である(笑)


 ラストの終わり方が釈然としない。
 結末はふた通りが考えられるが、映画『ローズマリーの赤ちゃん』のように、母の愛は海よりも深し的な終わり方と、悪魔の集い利用される赤子の命を断ち切る方法が考えられる。
 私としては、後者の放火スッキリとするが、実際にその立場になれば、現状を受け入れるのかもしれないとも感じた。


 久しぶりに見た映画は面白かった。
 少し肩に力を入れて、半ばイライラとしながら、それでいて楽しみながら映画を見ていた。

 





『ローズマリーの赤ちゃん  Rosemary's Baby』
 アイラ・レヴィンの小説

 映画『ローズマリーの赤ちゃん  Rosemary's Baby』
 上を原作としたアメリカ映画。
 1968年制作

 巨匠ロマン・ポランスキーが悪魔崇拝者たちに狙われたある主婦の恐怖を描いたオカルト・サイコ・ホラー。
 マンハッタンの古いアパートに、若い夫婦者が越してきた。
 やがて妻のローズマリーは身篭もり、隣人の奇妙な心遣いに感謝しながらも、妊娠期特有の情緒不安定に陥っていく。
 彼女は、アパートで何か不気味なことが進行している、という幻想にとり憑かれていた……。

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