柴能 『田村』
「唐版 風の又三郎」窪田正孝×柚希礼音 5★/5★ 北村有起哉、丸山智己、江口のりこ、風間杜夫 2019年2月21日/東京 Bunkamuraシアターコクーン
映画『Diner ダイナー』監督蜷川実花 原作平山夢明 脚本後藤ひろひと 5★ 藤原竜也 玉城ティナ 小栗旬 土屋アンナ 窪田正孝 本郷奏多 真矢ミキ 奥田瑛二が面白かった。
この映画に出演されていた窪田正孝さんの役は大変印象深く感じたので、あらかじめ録画しておいた「唐版 風の又三郎」を見ることにした。
結果想像通り、窪田正孝さんの迫真の演技にこことを打たれた。また一人演技において式な役者さんが増えたと喜んでいる。
柚希礼音さんは大変好きな役者さん。声も演じ方も歌も顔も好きだ。
他にベテランの役者さんがたが多く出演させていた。
黒い衣装で母子氏を被った集合体のダンスとブルーのライトで、四川省で見た『蔵迷』を思い浮かべた。
案の定、衣装の長さや色は違うし、孔雀とかたつもりの違いもあるが、ヤン・リョーピンさんの「孔雀舞」を匂わす場面もあった。
知らない軍歌(?)が多く出てきた。
なんとなくリズムを知っているように思えるのはなぜかしらん?不思議なものである。
ラストの飛行機に乗る場面が心に響く。
飛行機に乗っている!と思うことのできる二人。女の手には緑のスリッパが空を舞い、二人を乗せてどこまでも自由に飛び続けた。
この舞台は好きだな!!
唐十郎の傑作戯曲に窪田正孝、柚希礼音がダブル主演。蜷川幸雄と唐十郎に師事した、金守珍の演出。北村有起哉、丸山智己、江口のりこ、風間杜夫ら豪華キャストが集結。
演出は、2016年の蜷川幸雄の追悼公演「ビニールの城」でその遺志を継ぎ、公演を成功させた金守珍が担当。共演者には、強烈な個性と実力を併せ持つ豪華なキャスト陣が顔をそろえる。舞台だけではなく、映像作品でも幅広く活躍を見せる北村有起哉、丸山智己、江口のりこが出演。さらに、唐作品は初出演となった風間杜夫や、山崎銀之丞、石井愃一、六平直政と、そうそうたるメンバーが集まった。唐独特のロマンティシズムに満ちた高揚感、そして感動のラストシーンは観ている人々の心を揺さぶる。伝説の舞台が現代によみがえる奇跡の瞬間を目撃しよう。
唐十郎の傑作戯曲に窪田正孝、柚希礼音がダブル主演。蜷川幸雄と唐十郎に師事した、金守珍の演出。北村有起哉、丸山智己、江口のりこ、風間杜夫ら豪華キャストが集結。
2013年に上演された伝説の舞台「唐版 滝の白糸」以来6年ぶりの舞台となる窪田正孝と、元宝塚歌劇団星組トップスターの柚希礼音がW主演。アングラ演劇の雄・唐十郎の傑作戯曲を放送する。
本作は1974年、唐によって書き下ろされ、当時公演が行なわれた紅テントには入り切れないほどの観客が押し寄せた伝説の作品。宮沢賢治の童話「風の又三郎」をモチーフにしており、その物語の美しさに陶酔できる神話的恋愛劇だ。
【ストーリー】
東京の代々木月光町の大日本帝国探偵社(テイタン)の前で2人の男女が出会う。風の商人にいざなわれるようにやって来た青年・織部(窪田正孝)と、宇都宮から流れてきたホステスのエリカ(柚希礼音)。自分を連れ去ってくれる風の少年に憧れる織部は、その少年の面影を見いだしたエリカを「風の又三郎」と呼ぶ。対するエリカは、自衛隊の練習機を乗り逃げした恋人を捜すため、この純真な青年・綾部を利用。しかし、捜し当てた恋人はすでにこの世の人ではなかった…。そんなエリカを執拗に追い回す夜の男(北村有起哉)、テイタンで「ベニスの商人」ごっこに興じる教授(風間杜夫)と三腐人たち。謎めいた異形の者たちが入り乱れる中、織部は精神科病院から逃げ出した青年であることが明らかになる。織部はガラスのように傷つきやすい精神を抱えながらも、忌まわしい血の記憶に翻弄されるエリカを守ろうとするのだが…。
収録日・収録場所
2019年2月21日/東京 Bunkamuraシアターコクーン
「唐版 風の又三郎」窪田正孝×柚希礼音 5★/5★ 北村有起哉、丸山智己、江口のりこ、風間杜夫 2019年2月21日/東京 Bunkamuraシアターコクーン
映画『Diner ダイナー』監督蜷川実花 原作平山夢明 脚本後藤ひろひと 5★ 藤原竜也 玉城ティナ 小栗旬 土屋アンナ 窪田正孝 本郷奏多 真矢ミキ 奥田瑛二が面白かった。
この映画に出演されていた窪田正孝さんの役は大変印象深く感じたので、あらかじめ録画しておいた「唐版 風の又三郎」を見ることにした。
結果想像通り、窪田正孝さんの迫真の演技にこことを打たれた。また一人演技において式な役者さんが増えたと喜んでいる。
柚希礼音さんは大変好きな役者さん。声も演じ方も歌も顔も好きだ。
他にベテランの役者さんがたが多く出演させていた。
黒い衣装で母子氏を被った集合体のダンスとブルーのライトで、四川省で見た『蔵迷』を思い浮かべた。
案の定、衣装の長さや色は違うし、孔雀とかたつもりの違いもあるが、ヤン・リョーピンさんの「孔雀舞」を匂わす場面もあった。
知らない軍歌(?)が多く出てきた。
なんとなくリズムを知っているように思えるのはなぜかしらん?不思議なものである。
ラストの飛行機に乗る場面が心に響く。
飛行機に乗っている!と思うことのできる二人。女の手には緑のスリッパが空を舞い、二人を乗せてどこまでも自由に飛び続けた。
この舞台は好きだな!!
唐十郎の傑作戯曲に窪田正孝、柚希礼音がダブル主演。蜷川幸雄と唐十郎に師事した、金守珍の演出。北村有起哉、丸山智己、江口のりこ、風間杜夫ら豪華キャストが集結。
演出は、2016年の蜷川幸雄の追悼公演「ビニールの城」でその遺志を継ぎ、公演を成功させた金守珍が担当。共演者には、強烈な個性と実力を併せ持つ豪華なキャスト陣が顔をそろえる。舞台だけではなく、映像作品でも幅広く活躍を見せる北村有起哉、丸山智己、江口のりこが出演。さらに、唐作品は初出演となった風間杜夫や、山崎銀之丞、石井愃一、六平直政と、そうそうたるメンバーが集まった。唐独特のロマンティシズムに満ちた高揚感、そして感動のラストシーンは観ている人々の心を揺さぶる。伝説の舞台が現代によみがえる奇跡の瞬間を目撃しよう。
唐十郎の傑作戯曲に窪田正孝、柚希礼音がダブル主演。蜷川幸雄と唐十郎に師事した、金守珍の演出。北村有起哉、丸山智己、江口のりこ、風間杜夫ら豪華キャストが集結。
2013年に上演された伝説の舞台「唐版 滝の白糸」以来6年ぶりの舞台となる窪田正孝と、元宝塚歌劇団星組トップスターの柚希礼音がW主演。アングラ演劇の雄・唐十郎の傑作戯曲を放送する。
本作は1974年、唐によって書き下ろされ、当時公演が行なわれた紅テントには入り切れないほどの観客が押し寄せた伝説の作品。宮沢賢治の童話「風の又三郎」をモチーフにしており、その物語の美しさに陶酔できる神話的恋愛劇だ。
【ストーリー】
東京の代々木月光町の大日本帝国探偵社(テイタン)の前で2人の男女が出会う。風の商人にいざなわれるようにやって来た青年・織部(窪田正孝)と、宇都宮から流れてきたホステスのエリカ(柚希礼音)。自分を連れ去ってくれる風の少年に憧れる織部は、その少年の面影を見いだしたエリカを「風の又三郎」と呼ぶ。対するエリカは、自衛隊の練習機を乗り逃げした恋人を捜すため、この純真な青年・綾部を利用。しかし、捜し当てた恋人はすでにこの世の人ではなかった…。そんなエリカを執拗に追い回す夜の男(北村有起哉)、テイタンで「ベニスの商人」ごっこに興じる教授(風間杜夫)と三腐人たち。謎めいた異形の者たちが入り乱れる中、織部は精神科病院から逃げ出した青年であることが明らかになる。織部はガラスのように傷つきやすい精神を抱えながらも、忌まわしい血の記憶に翻弄されるエリカを守ろうとするのだが…。
収録日・収録場所
2019年2月21日/東京 Bunkamuraシアターコクーン