『好色物草子集 複製・解説/本文・索引 近世文芸資料10』より『好色袖鑑』(こうしょくそでかがみ)影印版 複製
先日、某図書館にて小説『国宝』を読了後、西鶴の『好色袖鑑』を読了。
西鶴は岩波文庫の古典文学大系の赤及び緑で四冊あるので確かめてみたが、『好色袖鑑』は載せられてない。
『好色物草子集 複製・解説/本文・索引 近世文芸資料10』は昭和四十三年版の複製であるが、只今なら「日本の○本屋」さんで3000円で出されておられる。
興味のある方はどうぞお買い求めくださいませ。
『好色物草子集 複製・解説/本文・索引 近世文芸資料10』
著者 西鶴学会編
古典文庫
昭43年
冊数 2冊
編者・発行者 吉田幸一
『好色袖鑑』(こうしょくそでかがみ)
小汀文庫
天和二年仲春吉田丸屋兵衛 開
板
上下 全83ページ
序 1〜2
目録 (変体仮名表記)
『好色袖鑑』上
一 実のこひち乃事
一 恋しり里の恋の事
一 恋知らずの事
『好色袖鑑』下
一 なさけしりの情の事
一 恋すべきものなりすうじきものなり (正直)
一 女もつべきもの也もつふじきもの也 (もつまじき)
在原業平 本文二度記述
あかつき能ワか連をか年て思ふゆへ あふより袖いまづぞぬ連介る
あかつきのわかれをかねて思ふゆへ あふより袖いまづぞ濡れける
袖鑑(そでかがみ)とは
袖にはいるぐらいの小さな案内書。 (デジタル大辞泉引用)
袖鑑(そでかがみ)とは
袂(たもと)に入るほどの小形の案内書 (三省堂 大辞林引用)