松月堂の久里柿
お正月、息子が色々なお菓子などを手土産に帰ってきた。
その中の一つが、これ。
栗きんとん入りのお菓子。
随分前に、息子がすや(岐阜県)の栗きんとんをお土産にくれた。
それ以来秋になるとソワソワとし、息子に栗きんとん催促が始まった。
そして近年では秋も半ばにもなると、こちらから催促せずして、すやの栗きんとんを送ってくれるようになった。
息子は毎年のように山形のラフランスとすやの栗きんとんを送ってくれる。
栗きんとんの好きな私たちを知って、今回は違ったお菓子を買ってくれたようだ。
それも、わたくしの好きな市田柿の中に栗きんとんが入ったもの。
岐阜県の松月堂の久里柿というお菓子だ。
市田柿の中に、栗と砂糖100パーセントではない甘さ控えめの栗きんとんが入っている。
市田柿が甘いので、いい具合だ。
市田柿の周りにはゼリーに練り込まれた栗きんとんで包まれている。
周りにつぶつぶはケシの実ではないので、驚いた。
すやの栗きんとんとはまた違ったお味のお菓子であったが、市田柿が使われ、年始にはふさわしい。
今年は花びら餅を購入しなかったので、お抹茶と一緒に、いい感じにいただくことができた。
気の利いた息子だ。
少しづつ、色々な種類のお菓子を持ち帰ってくれたことに、感謝している。
岐阜県には栗きんとんの店が多くある。
中でもすやさんと、もう一軒(店名わ忘れました)の栗きんとんが美味しいらしい。
また、栗きんとんは大変美味なので、季節には栗きんとん店巡りをされる旅行者もいらっしゃるらしい。
なるほど、お菓子の好きなものにとっては、わかるような気がする。
岐阜の山々は、ただいま雪化粧なのだろうか。
日本にはいたる所に、心が奪われるような景色がある。