我が家のお雑煮は五種類
わたくしの実家のおせちは、白みそじたてです。
実家は二種類のお雑煮で、父と母でも違います。
父は生粋の京都人なので、お野菜しか入れません。
1
白みそ
昆布出汁
小芋
京人参
ごぼう
ミツバ
丸もち
(丸もちは焼かずに白みその中に直接入れて柔らかくします。)
正月から殺生してはいけないというらしいですが、おせちにはいっぱいの狂い、魚介類が入っていますので、つじつまが合いません。
母は京都府生まれですのでエビとかまぼこを入れます。
2
白みそ
昆布、カツオ出汁
エビ
かまぼこ
(時には、ブリも追加)
小芋
京人参
ごぼう
ミツバ
丸もち
(丸もちは焼かずに白みその中に直接入れて柔らかくします。)
色鮮やかで、好きな魚介類が入りますので、わたくしはこちらが好きです。
3
母は正月が三日も過ぎると、予約したり多く作ったお節の残りも、白味噌仕立てのお雑煮にします。
京人参や小芋だけでなく、こんにゃくやおせちの残りを色々入れてくれますから、随分豪華な(爆笑)お雑煮に仕上がります。
残ったかまぼこなどはわかりますが、時には鴨やチキンが入っていて、おもちゃ箱のようで楽しかったです。
いわばなんでもありのお雑煮になりますが、残り物は使えて美味しいので、一石二鳥です^^
順序を後にしてしまいましたが、夫の実家(京都市)のお雑煮はの種類です。
4
白味噌
カツオ出汁
茹でたほうれん草
カツオ節
丸もち
(丸もちは焼かずに白みその中に直接入れて柔らかくします。)
わたくしは結婚して初めてこのようなシンプルなお雑煮をいただきました。
調べて見ますと、岐阜あたりでは、小松菜あるいはほうれん草&カツオ節をま焼かない丸もちの上に置かれるご家庭もあるそうです。
夫の二つ目のお雑煮はおすましです。
5
カツオ出汁
ハマグリ
ミツバ
ユズ
丸もち
(丸もちは焼かずにあらかじめ茹でた柔らかなものを使います。)
我が家のお雑煮は上の四つですが、元日に夫たてて、「4」のシンプルお雑煮。
二日にはわたくしの母の「2」魚介入りおせちを作ることが多いです。
地方によっては、餅なし正月というものがあるそうです。
そこではもちの代わりに、小芋を使うのだとか。
ただし民俗学の本に書いてあったことなので、現在のことはわかりません。
地域により異なるお雑煮ですが、魚介類の好きなわたくしは海の札をいっぱい取り入れたお雑煮が好きです。