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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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Kyoto  疎水の名で親しまれている、禅寺水路閣 (4景)疎水(禅寺水路閣)の煉瓦は漢字で書くがふさわしい。渋い煉瓦の赤が心よく響く。

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  Kyoto
  南禅寺水路閣

  

  

  

  




   

    南禅寺を楽しんだのち、疎水を楽しむ。

 京都では疎水の名で親しまれているが、正確には 南禅寺水路閣と云う。

 重厚で重々しい煉瓦造りの疎水は、地元民にも親しまれている。

 十歳近く年上の兄は、小学生の頃、疎水で行われていたスイミング教室に通っていたと聞いたように記憶している。

 多くの観光客が疎水の煉瓦のアーチ型をキャンパスの額縁のようにはまり込んで、お写真を撮って楽しまれていた。

 もみじ真っ盛り。

 疎水(禅寺水路閣)の煉瓦は漢字で書くがふさわしい。渋い煉瓦の赤が心よく響く。

   

 南禅寺水路閣

 琵琶湖疏水の分線(蹴上以北)にある水路橋で1888年(明治21)完成。
 南禅寺境内を通過するため、周辺の景観に配慮して田辺朔郎が設計、デザインした。
 全長93.2メートル(幅4メートル、高9メートル)レンガ、花崗岩造り、アーチ型橋脚の風格ある構造物で、静かな東山の風景にとけこんでいる。市指定史跡。

     


 琵琶湖疏水
 琵琶湖疏水とは、琵琶湖の湖水を西隣の京都市へ流すため、明治時代に作られた水路(疏水)である。国の史跡に指定されている。

 琵琶湖疏水は、第1疏水(1890年に完成)と第2疏水(1912年に完成)を総称したものである。
 両疏水を合わせ、23.65m3/s[1]を滋賀県大津市三保ヶ崎で取水する。
 その内訳は、水道用水12.96m3/s、それ以外に水力発電、灌漑、下水の掃流、工業用水などに使われる。
 また、疏水を利用した水運も行なわれた。
 水力発電は通水の翌年に運転が開始され、営業用として日本初のものである。
 その電力は日本初の電車(京都電気鉄道、のち買収されて京都市電)を走らせるために利用され、さらに工業用動力としても使われて京都の近代化に貢献した。
 疎水を利用した水運は、琵琶湖と京都、さらに京都と伏見、宇治川を結んだ。落差の大きい蹴上と伏見にはケーブルカーと同じ原理のインクラインが設置され、船は線路上の台車に載せて移動された。
 水運の消滅に伴いインクラインはいずれも廃止されたが、蹴上インクラインは一部の設備が静態保存されている。
 無鄰菴や平安神宮神苑、瓢亭、菊水、何有荘、円山公園をはじめとする東山の庭園に、また京都御所や東本願寺の防火用水としても利用されている。
 一部の区間は国の史跡に指定されている[3]。また、疏水百選の1つである。




   

 ご覧いただきまことにありがとうございます。

   

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