「千秋楽」「千穐楽」「千穐樂」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 6 「千秋楽」と「千穐楽」と「千穐樂」
気がつけば、乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱が多いことに気づく。
だいたいはわかる。感覚ではわかる。
だが、その実、しっかりと内容を把握せず、日常的に使っている言葉。
歌舞伎鑑賞歴は随分と長いが、その実、「清元」と「常磐津」と「長唄」と「義太夫」の違いをはっきりと認識してない。
そういった言葉に気づいた時点で、これからも取り上げていこうと思う。
「千秋楽」と「千穐楽」と「千穐樂」
もうお気付きであろう。
「千穐楽」の「穐」は漢字の「秋」の異体字。
「穐」は異体字
「秋」は正字
「龝」は本字
読み
(音読み)「シュウ」
(訓読み)「あき」「とき」
意味
あき。四季の一つ。
とき。大事な時期。
とし。年月。
「千秋楽」「千穐楽」と「千穐樂」の「楽」と「樂」の違いも、上を見ればまたしかり。
「樂」は「楽」の旧字
他にも上から
白
てんてん てんてん
木
という文字もあるが、こちらはおそらく異体字であろう。(くずし字用例辞典 楽)
「樂」
音読 ガク [1] 意味 [1] おんがく。
ラク [2] [2] たのしい。たのしむ。よろこぶ。
ギョウ [3] [3] このむ。愛する。ねがう。求める。
ゴウ [3]
訓読み たの(しい)
たの(しむ)
かな(でる)
この(む)
意味 [日本] らく。たやすい。心身に苦痛がなく、のびのびする。
結論として、「千秋楽」と「千穐楽」と「千穐樂」は上どのの文字を使っても、千秋楽の意味をあわらす。
個人の好みかあるいは時代性を洗わせての字の選びなのかは、定かではない。
最下青文字で記入のウィキペディアによれば、次のように記されている。
「千穐楽」など異体字での表記は「秋」の文字にある「火」を忌んだものである。
これは、江戸時代の芝居小屋は特に出火や延焼に悩まされることが多かったためである。 (重複)
「千秋楽」「千穐楽」「千穐樂」とは
千秋楽(せんしゅうらく、千穐楽、旧字体:千龝樂)は、複数日にわたって同じ演目を行う興行において、「最終日」を指す業界用語。縮めて楽日(らくび)や楽(らく)ともいわれる。
本来は江戸期の歌舞伎や大相撲における用語だったが、現在では広く演劇や興行一般で用いられている。
これにちなみ、千秋楽の前日、もしくはひとつ前に行われる公演は前楽(まえらく)、また、ひとつの演目で各地を巡業した場合、最後の公演地で行われる千秋楽の公演を、特に大千秋楽(おおせんしゅうらく)、略して大楽(おおらく)ともいうことがある。
「千穐楽」など異体字での表記は「秋」の文字にある「火」を忌んだものである。
これは、江戸時代の芝居小屋は特に出火や延焼に悩まされることが多かったためである。
(ウィキペディア)
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 1 「引歌」と「本歌取り」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 2「影印」と「印影」、「影印本」(景印本、影印)と「覆刻本」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 3 丈(じょう )と 丈(たけ)
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 4「草紙」と「草子」と「双紙」と「冊子」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 5「清元」と「常磐津」と「長唄」と「義太夫」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 6「千秋楽」と「千穐楽」と「千穐樂」
ご覧くださいまして、ありがとうございます。
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 6 「千秋楽」と「千穐楽」と「千穐樂」
気がつけば、乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱が多いことに気づく。
だいたいはわかる。感覚ではわかる。
だが、その実、しっかりと内容を把握せず、日常的に使っている言葉。
歌舞伎鑑賞歴は随分と長いが、その実、「清元」と「常磐津」と「長唄」と「義太夫」の違いをはっきりと認識してない。
そういった言葉に気づいた時点で、これからも取り上げていこうと思う。
「千秋楽」と「千穐楽」と「千穐樂」
もうお気付きであろう。
「千穐楽」の「穐」は漢字の「秋」の異体字。
「穐」は異体字
「秋」は正字
「龝」は本字
読み
(音読み)「シュウ」
(訓読み)「あき」「とき」
意味
あき。四季の一つ。
とき。大事な時期。
とし。年月。
「千秋楽」「千穐楽」と「千穐樂」の「楽」と「樂」の違いも、上を見ればまたしかり。
「樂」は「楽」の旧字
他にも上から
白
てんてん てんてん
木
という文字もあるが、こちらはおそらく異体字であろう。(くずし字用例辞典 楽)
「樂」
音読 ガク [1] 意味 [1] おんがく。
ラク [2] [2] たのしい。たのしむ。よろこぶ。
ギョウ [3] [3] このむ。愛する。ねがう。求める。
ゴウ [3]
訓読み たの(しい)
たの(しむ)
かな(でる)
この(む)
意味 [日本] らく。たやすい。心身に苦痛がなく、のびのびする。
結論として、「千秋楽」と「千穐楽」と「千穐樂」は上どのの文字を使っても、千秋楽の意味をあわらす。
個人の好みかあるいは時代性を洗わせての字の選びなのかは、定かではない。
最下青文字で記入のウィキペディアによれば、次のように記されている。
「千穐楽」など異体字での表記は「秋」の文字にある「火」を忌んだものである。
これは、江戸時代の芝居小屋は特に出火や延焼に悩まされることが多かったためである。 (重複)
「千秋楽」「千穐楽」「千穐樂」とは
千秋楽(せんしゅうらく、千穐楽、旧字体:千龝樂)は、複数日にわたって同じ演目を行う興行において、「最終日」を指す業界用語。縮めて楽日(らくび)や楽(らく)ともいわれる。
本来は江戸期の歌舞伎や大相撲における用語だったが、現在では広く演劇や興行一般で用いられている。
これにちなみ、千秋楽の前日、もしくはひとつ前に行われる公演は前楽(まえらく)、また、ひとつの演目で各地を巡業した場合、最後の公演地で行われる千秋楽の公演を、特に大千秋楽(おおせんしゅうらく)、略して大楽(おおらく)ともいうことがある。
「千穐楽」など異体字での表記は「秋」の文字にある「火」を忌んだものである。
これは、江戸時代の芝居小屋は特に出火や延焼に悩まされることが多かったためである。
(ウィキペディア)
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 1 「引歌」と「本歌取り」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 2「影印」と「印影」、「影印本」(景印本、影印)と「覆刻本」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 3 丈(じょう )と 丈(たけ)
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 4「草紙」と「草子」と「双紙」と「冊子」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 5「清元」と「常磐津」と「長唄」と「義太夫」
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 6「千秋楽」と「千穐楽」と「千穐樂」
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