写真はトルコで見たセマー(旋回舞 神事 修行)
私はトルコではセマーを見るのが目的の一つだったので、三箇所で四度楽しませていただいた。
写真の会場はイスタンブールの駅構内。
いつも伺わせて頂く某秀ブログでは、『百人一首一夕話』を読み込まれていらっしゃる。
『百人一首一夕話』巻之九では次のような言葉が書かれているらしい。
白氏文集に狂歌
あり。又本朝文粋
にも狂哥有。倶に
詩の一体なり。今
いふ狂詩といふ
ものにあらず。
(Kの部屋様 よりお借りしました。)
白氏文集に狂歌
あり。
この部分が気になって『白居易』を開けてみたが、新修中国詩人選集では取り上げられてないことを確認した。
新釈漢文大系では『白氏文集 』は十三巻まであるらしい。 (ネット検索)
かなり長い『白氏文集 』を引いておられる『百人一首一夕話』の作者である尾崎雅嘉(おざき まさよし)という方は随分と知識人だったのだと漠然と思う。
江戸時代の学者にせよ、物書きにせよ、半端なく博学の方が多くいらっしゃると改めて感じた。
『白居易』をせっかく開いたのだからと、紙面に目を泳がす。
今まさに眠れぬわたくしにぴったりの詩があったので紹介したい。
不眠 眠らず
焔短寒紅盡 焔(ほのお)短くして寒紅(かんこう)尽き
声長暁漏遅 声長くして暁漏(ぎょうろう)遅し
年衰自無睡 年衰えては 自ずから眠ることなし
不是守三戸 是れ三戸(さんし)を守るためならず
暁漏(ぎょうろう) あかつきを守る水時計
守三戸 中国では人の腹のなかには しちゅう と呼ばれる三びきの虫がいて、
(さんしを守る) 庚申の日に人が昏睡して妻に腹の外に出て天帝に暴言すると言い伝えられていた。
そこでこの日の晩は眠らずに番をするという言い習わしがあった。
守三戸とはそのことをいう。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
私はトルコではセマーを見るのが目的の一つだったので、三箇所で四度楽しませていただいた。
写真の会場はイスタンブールの駅構内。
いつも伺わせて頂く某秀ブログでは、『百人一首一夕話』を読み込まれていらっしゃる。
『百人一首一夕話』巻之九では次のような言葉が書かれているらしい。
白氏文集に狂歌
あり。又本朝文粋
にも狂哥有。倶に
詩の一体なり。今
いふ狂詩といふ
ものにあらず。
(Kの部屋様 よりお借りしました。)
白氏文集に狂歌
あり。
この部分が気になって『白居易』を開けてみたが、新修中国詩人選集では取り上げられてないことを確認した。
新釈漢文大系では『白氏文集 』は十三巻まであるらしい。 (ネット検索)
かなり長い『白氏文集 』を引いておられる『百人一首一夕話』の作者である尾崎雅嘉(おざき まさよし)という方は随分と知識人だったのだと漠然と思う。
江戸時代の学者にせよ、物書きにせよ、半端なく博学の方が多くいらっしゃると改めて感じた。
『白居易』をせっかく開いたのだからと、紙面に目を泳がす。
今まさに眠れぬわたくしにぴったりの詩があったので紹介したい。
不眠 眠らず
焔短寒紅盡 焔(ほのお)短くして寒紅(かんこう)尽き
声長暁漏遅 声長くして暁漏(ぎょうろう)遅し
年衰自無睡 年衰えては 自ずから眠ることなし
不是守三戸 是れ三戸(さんし)を守るためならず
暁漏(ぎょうろう) あかつきを守る水時計
守三戸 中国では人の腹のなかには しちゅう と呼ばれる三びきの虫がいて、
(さんしを守る) 庚申の日に人が昏睡して妻に腹の外に出て天帝に暴言すると言い伝えられていた。
そこでこの日の晩は眠らずに番をするという言い習わしがあった。
守三戸とはそのことをいう。
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