『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之六 だ以せんの上 (6枚)
抱琴述情とハ (ことをいだいてじやうをのぶるとハ)
鏡を合して(かがミをあハして)
誓に打ちたる(ちかひにうつたる)
舞鶴小姐の事(まいづるひめのこと)
巻之六 二ウ 312
こハ物の怪の所為(わざ)なるべし…
注連縄(しめなわ)めづらし。鏡二面を柱にかけ。な保(なほ)くさぐさの秘符(ひふ)なん度を、便室(いま)
の壁に貼らしけり。…
上のように 巻之六 二ウでは、呪術的要素が濃い事柄が書かれている。
民俗学的な事柄は次のページにも続く。
三人が中に二人は赦され。
巻之六 三オ 313
前半、巻之六 二ウに続いてまじない適用氏が書かれている。
歌舞伎に、上のような表現がある演目は、形を変えて演じられている。
女が病にかかり云々と云った芝居は、一つや二つではない。
巻之六 三ウ 314
巻之六 十三ウ 324、十四オ325
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』では二枚の絵を横に並べたのは、このページが初めて。
⇅横(左右) ⇅の方向が和綴本及び本書本来の方向。
巻之六 十三ウ 324
絵の上の部分
絵の下部の文字の初っぱなの丸に黒丸の記号は、巻之六 十三オから続く。
絵の下部の文字の最後の丸に米印は、巻之六 十四ウ
に続く。
巻之六 十四ウは、下 ▼
巻之六 十四ウ 326
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之一 自叙 八巻八冊 絵師:歌川豊広(3枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之一 玉抱有罪とハ 八巻八冊 絵師:歌川豊広 曲亭馬琴編次(3枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之二 さすらひの巻 弐 八巻八冊 絵師:歌川豊広 (5枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之三 みさほのまき 三 八巻八冊 絵師:歌川豊広 (5枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之四 以王ふが島能春 八巻八冊 絵師:歌川豊広 (3枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之四 巻之四を終えて予告等 八巻八冊 絵師:歌川豊広(4枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之五 序・物語最初頁 八巻八冊 絵師:歌川豊広(4枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之五 抱筈露宿とハ 歌を遺して 児に示せし 俊寛僧都が事(3枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之六 だ以せんの上(6枚) 抱琴述情とハ
和本 『阿旬殿兵衛実実記』(あしゅんでんべいじつじつにっき)巻一、巻二、巻三 滝沢馬琴 歌川豊広 1857年
俊寛僧都嶋物語 八巻八冊 絵師:歌川豊広
著者 鈴木重三 編
徳田 武 編
1998年
A5・540ページ
15000円
曲亭馬琴
江戸時代後期
明和4年6月9日(1767年7月4日)生
嘉永元年11月6日(1848年12月1日)没
戯作者、読本作者
読本、合巻、黄表紙、歳時記、随筆
代表作 『椿説弓張月』『南総里見八犬伝』
デビュー作『尽用而二分狂言』
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