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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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にゃんこのひたい      庭

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  写真は大阪民族博物館 面



 昨日、やっと庭の工事が一段落した。

 炎天下の中、頑張って庭造りに携わってくださいました庭師などの方々には、頭が下がる思いです。


 あまり暑いので、大量の氷入りのお茶屋ノンカロリーコーラやノンカロリースポーツドリンクやアイスコーヒーやアイスクリームを出し続けていた。

 おそらく、おひろりのお飲み物は2リットルは軽く上回っていると思う。

 大きなタンクのお茶を家から持ってこられていたのを合わせると、一日にどれだけ水分を取られていたのか知らん。

 それほどまでに過酷な作業をこなしてくださっていた。


 作業は日曜日を省いて、四日間。

 庭師の方々が過酷な条件の中お仕事をしてくださっていたので、いらっしゃる間は、私はエアコンがつけずに過ごしていた。

 家の中でお掃除などをしていたら、汗が溢れ出た。

 
 三日目、庭師の棟梁の掌は朝から震えておられた。

 氷水をお持ちしましょうかと言いますと、大丈夫ですと言って冷たいドリンクを飲み、氷も食べ、また作業を続けてくださった。


 四日目、棟梁の掌はさらに震え、腕まで武者震いされておあられるのを、左でて抑え隠しておられた。

 作業を終えられ、玄関周りの工事の方の作業が終わるまで、棟梁として見守っておられた。

 夕刻、雷が鳴り、空が暗く鳴り、一瞬の雨をもたげた。

 そして、気温は少し、下がった。


 残酷な雨だ。

 もう一日二日、早く降ってくれていればよかったのに。

 夕立ではなく、昼にさっと降ってくれればよかったのに。

 自然は人の気持ちなどは考えず、時にして冷酷である。


 暑すぎるので、どこかシコと、作業が半端に残っている。

 一部、笹の根っこが抜けてない。

 土を残したぶんの雑草は抜けてない。

 他にも多くの課題を残してくださったので、気分が向くままに夫と地道に作業を進めなければならない。

 棟梁の疲れ切った様子を察すると、無下に批判することはできない。


 元は随分前に電話をして工事のお願いをしていたのだが、大きな公園に毎日通われ、日がなかった。

 先方の都合で七月ならとおっしゃっていたのだ。

 なので真夏の炎天下の中の作業となってしまった。

 働くとは大変なことだと痛感した。

 さぞお疲れになられたことであろう棟梁、明日は多分休養に当てられると思う。

 灰緑の回復を切に願う。


 残していただいた土の部分のイメージが膨らんできた。

 源平の低木ぼけの花などを三本程度、アンバランスな間隔で土部に植えたい。

 リズミカリに音符のように和歌のように、形の違ういびつな石をおきたい。

 石の隙間から桔梗やシャガやギボウシをのぞかせたい。


 朝は庭で朝食を食べている。

 これからは、バーベキューなども楽しみたいねと夫婦二人楽しんでいる。




 ご訪問くださいまして、誠にありがとうございます。


 






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