写真は 愛知県犬山市 桃太郎神社
昨夜のこと…と、お聞きしています。
なにげにTVをつけると、にっぽんの芸能の舞台が終わったとあって、花◯なにがしのトークがあった。
耳に入ったのは開口一番、
「お客様スポットです。お客様が楽しまれれば良い。」
とのこと。
一通りのたわいない対談が終わり、会場を出てきた観客の声が二つ。
一つ目はあまり芝居になれておられなさそうな若いカップルが
「とにかく、面白かった。わかりやすかった。」
そして二人目は聡明そうな、歌舞伎や他の舞台も相当数見慣れておられるであろう小学生の高学年男子。
男の子はマイクを向けられるとしっかりとした口調で、
「おちゃらけだったけど、面白かった。」
と。
内容は絵本から飛び出てきたキャラクターが、花◯流という伝統ある舞を軸に、たわいない面白おかしくした平たい脚本を、ただひたすた観客が喜ぶであろう様に演出された舞台なのだろう。
そのまとめを、上での聡明な小学生は一言で言ってのけた。
「おちゃらけだったけど、面白かった。」
と。
小学生に、一言述べたい。
あっぱれじゃ!!!
昨今、歌舞伎でもこういった内容は多く取り上げられているが、日舞でもこういった舞台の試みがなされているとは知らなかった。
私はどちらかというと古典的な歌舞伎や舞踊が好きなたちである。
もちろん、亡くなられた勘三郎さんの様に、こなれたコメディが展開される新歌舞伎等のお舞台は、好きである。
だが、今後は、内容を正確に把握して、チケット予約をする必要性を強く感じた。
そういえば、春に兵庫県で行われた『魔笛』は、オペラ歌手が演じたアニメが、手前で大きく流されたとのこと。
ご夫婦そろって大枚をはたいて楽しみにされていた『魔笛』なので、その落胆されたお姿はお気の毒であった。
夏、秋には、大阪と兵庫で、バレエ『ドン・キフォーテ』がある。
私たち家族三人はバレエの祭典(今年は日本 八月)での『ドン・キフォーテ』を選んだが、『魔笛』でショックを受けられた紳士は、マリインスキー劇場(十一月)をお選びになった。
おそらく、マリインスキー劇場の方がまとまりがあるかもしれないが、バレエの祭典が日本で行われるのでそちらを優先した。
これも、一種の賭けである。
舞台を予約するときは、裏目にでる場合も多いので、相当の覚悟がいる。
なので、無難な馴染みの舞台ばかりを繰り返し見てしまう昨今。
舞台を楽しむにおいて、観客も棲み分けの必要性があると大きく感じる。
…と、友人が申しておりました。
舞踊「靭猿」
歌舞伎・古典
番組内容 かわいい小猿が登場する舞踊「靭猿」。
猿と猿曳の情愛を描いた祝儀味たっぷりの舞踊。
題名の“靭”の解説や、吉田アナの猿回し劇場の取材などを織り交ぜてお送りする。
【司会】石田ひかり,吉田真人,
【ゲスト】演出家・日本舞踏家・著述…村尚也,
【出演】花柳輔太郎,藤間洋子,若柳吉蔵,松永芽依,西川箕乃助,花柳基,
【語り】河本邦弘
楽曲 「靭猿」
四代目中村重助:作詞
五代目岸澤式佐:作曲
猿曳…(舞踊)花柳 輔太郎、
女大名…(舞踊)藤間 洋子、
奴橘平…(舞踊)若柳 吉蔵、
小猿…(舞踊)松永 芽依、
(浄瑠璃)常磐津 一佐太夫、
(浄瑠璃)常磐津 和英太夫、
(浄瑠璃)常磐津 松希太夫、
(浄瑠璃)常磐津 千寿太夫、
(三味線)常磐津 文字蔵、
(三味線)常磐津 齋蔵、
(三味線)常磐津 菊与四郎、
(囃子)藤舎 清之、
(囃子)望月 秀幸、
(囃子)望月 太左幹、
(囃子)住田 福十郎、
(囃子)藤舎 推峰
(40分20秒)
~国立劇場大劇場~
拙ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
昨夜のこと…と、お聞きしています。
なにげにTVをつけると、にっぽんの芸能の舞台が終わったとあって、花◯なにがしのトークがあった。
耳に入ったのは開口一番、
「お客様スポットです。お客様が楽しまれれば良い。」
とのこと。
一通りのたわいない対談が終わり、会場を出てきた観客の声が二つ。
一つ目はあまり芝居になれておられなさそうな若いカップルが
「とにかく、面白かった。わかりやすかった。」
そして二人目は聡明そうな、歌舞伎や他の舞台も相当数見慣れておられるであろう小学生の高学年男子。
男の子はマイクを向けられるとしっかりとした口調で、
「おちゃらけだったけど、面白かった。」
と。
内容は絵本から飛び出てきたキャラクターが、花◯流という伝統ある舞を軸に、たわいない面白おかしくした平たい脚本を、ただひたすた観客が喜ぶであろう様に演出された舞台なのだろう。
そのまとめを、上での聡明な小学生は一言で言ってのけた。
「おちゃらけだったけど、面白かった。」
と。
小学生に、一言述べたい。
あっぱれじゃ!!!
昨今、歌舞伎でもこういった内容は多く取り上げられているが、日舞でもこういった舞台の試みがなされているとは知らなかった。
私はどちらかというと古典的な歌舞伎や舞踊が好きなたちである。
もちろん、亡くなられた勘三郎さんの様に、こなれたコメディが展開される新歌舞伎等のお舞台は、好きである。
だが、今後は、内容を正確に把握して、チケット予約をする必要性を強く感じた。
そういえば、春に兵庫県で行われた『魔笛』は、オペラ歌手が演じたアニメが、手前で大きく流されたとのこと。
ご夫婦そろって大枚をはたいて楽しみにされていた『魔笛』なので、その落胆されたお姿はお気の毒であった。
夏、秋には、大阪と兵庫で、バレエ『ドン・キフォーテ』がある。
私たち家族三人はバレエの祭典(今年は日本 八月)での『ドン・キフォーテ』を選んだが、『魔笛』でショックを受けられた紳士は、マリインスキー劇場(十一月)をお選びになった。
おそらく、マリインスキー劇場の方がまとまりがあるかもしれないが、バレエの祭典が日本で行われるのでそちらを優先した。
これも、一種の賭けである。
舞台を予約するときは、裏目にでる場合も多いので、相当の覚悟がいる。
なので、無難な馴染みの舞台ばかりを繰り返し見てしまう昨今。
舞台を楽しむにおいて、観客も棲み分けの必要性があると大きく感じる。
…と、友人が申しておりました。
舞踊「靭猿」
歌舞伎・古典
番組内容 かわいい小猿が登場する舞踊「靭猿」。
猿と猿曳の情愛を描いた祝儀味たっぷりの舞踊。
題名の“靭”の解説や、吉田アナの猿回し劇場の取材などを織り交ぜてお送りする。
【司会】石田ひかり,吉田真人,
【ゲスト】演出家・日本舞踏家・著述…村尚也,
【出演】花柳輔太郎,藤間洋子,若柳吉蔵,松永芽依,西川箕乃助,花柳基,
【語り】河本邦弘
楽曲 「靭猿」
四代目中村重助:作詞
五代目岸澤式佐:作曲
猿曳…(舞踊)花柳 輔太郎、
女大名…(舞踊)藤間 洋子、
奴橘平…(舞踊)若柳 吉蔵、
小猿…(舞踊)松永 芽依、
(浄瑠璃)常磐津 一佐太夫、
(浄瑠璃)常磐津 和英太夫、
(浄瑠璃)常磐津 松希太夫、
(浄瑠璃)常磐津 千寿太夫、
(三味線)常磐津 文字蔵、
(三味線)常磐津 齋蔵、
(三味線)常磐津 菊与四郎、
(囃子)藤舎 清之、
(囃子)望月 秀幸、
(囃子)望月 太左幹、
(囃子)住田 福十郎、
(囃子)藤舎 推峰
(40分20秒)
~国立劇場大劇場~
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