写真はペルセポリスの西に位置する、ペルセポリスの石材の石切場
最近、TVで日本人未踏の地という番組を興味深く見た。
イランでは日本人未踏の地や村に何度か訪れる機会があった。
約一ヶ月間を六回行く機会に恵まれたイラン。
今となっては、懐かしい思い出が多く、イランは日本の次に親しみ深き地かもしれない。
写真の男性は、イラン人のドライバー
『古今集遠鏡 一』(とおかがみ)
『古今集遠鏡 一』(とおかがみ)を読了。
「〜〜じゃ」など特徴のある口語体だが、江戸時代の知識人にとっては、普通の言葉遣いだったように思う。
本居宣長は興味深いので、数年前に夫と子供の三人で松坂へ肉を食べに行った際、本居宣長館(?)を訪れた。
本居宣長館(?)と言うように、公開された家の名称はウル覚えにもかかわらず、造りや資料は、今でも割合に覚えている。
一度読んで見たいと思っていた『古今集遠鏡』だが、とりあえず、二冊のうちの一冊は丁寧に読んだ。
貫之や業平の好きな私。古今和歌集は歌の中でも特に好きなので、もう一度読みたいと思い、読了後にコピーさせていただいた。
東洋文庫なので手元に置いておく方が正解だとは思うのだが、七月は家族と昼夜大歌舞伎新城、八月は家族三人でバレエを楽しむ。
なので、ここはひとまず節約と思い、今朝の四時からせっせとコピー機と格闘した。
私の江戸時代和綴本の『古今集遠鏡』(六冊)
カタカナも交えての『古今集遠鏡』はいたって読みやすい。
本居宣長の考える古今和歌集を知りたいので、今日から、東洋文庫(コピー)と、岩波古典文学・新古典文学全集(赤、緑)の四冊を参考に、古今和歌集を楽しみたいと思う。
貫之や業平との逢瀬とも言える読書は、心がときめく気がいたします。
『古今集遠鏡 一』(とおかがみ)
本居宣長 著
今西 祐一郎 校注
東洋文庫 770
2008/01
270ページ
2,700円+税
本居宣長が、その細心かつ精緻な読み取り力を望遠鏡にして、古今集のはるかな古雅を江戸期のいま・ここの言葉へと引き寄せる。
古典口語訳の白眉。稿本との異同を注記する。
拙ブログにお付き合いくださいまして、誠にありがとう存じます。
心より感謝申し上げます。