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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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古典を読む『往生要集』読了、 『漱石全集』(岩波書店)『小栗虫太郎 木々高太郎 集』(筑摩書房)購入

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    写真は奈良のおふさ観音   このお部屋でお茶(お抹茶)をいただく








 三月四月も多くの本を読みましたが、その中で私にとっては少し難儀した本がありましたので、記録することにします。

 

 古典を読む『往生要集』 

 中村 元(なかむら はじめ) 著

 「同時代ライブラリー 281」

 岩波書店

 1996年 9月13日

 294ページ




 部分的に大変興味深い部分があり楽しく読んだが、部分的に私の力不足のせいでわからないところが多々あったことが残念。

 丁寧に、難しい箇所においては、二度三度は読んではではみたのだが。(悔)

 次回、時期をおいて、今度はハードカバー、頭中を参考にしながら『往生要集』 に再挑戦したい。


 

 三月に購入した本は、夏目漱石と木々高太郎。

 夏目漱石は中学の頃結構読んではいたのだが作者自身に苦手意識が強く、今日に至る。

 苦手意識は言葉で表せるものの、果たしてそれが私の真意であるのかどうかを確かめたいと思い、今年になって『漱石全集』(岩波書店 全28巻 別冊1冊 付小冊子1冊)を購入。

 一冊が結構な厚みで置き場に困っているが、只今は六巻目を拓けている。

 木々高太郎は推理小説かと言われているが、『網膜脈視症』は大変好きな作品で、私は純文学だと感じる。

 木々高太郎全集は全六巻あり、全てを数年前に県立図書館でお借りして読了した。

 しかしここにきて少なくとも三度は読んだ『網膜脈視症』が読みたくなり、今回『小栗虫太郎 木々高太郎 集』(昭和国民文学全集14 筑摩書房)を購入。

 木々高太郎の『網膜脈視症』を机の脇に置いているだけで、幸せな気分に浸っている私である。




 みなさま、おつきあいありがとうございます。

 心より感謝いたします。



 

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