『現代語訳 徒然草』
岩波現代文庫
2013/11/16
嵐山 光三郎 (著)
今年に入って何冊目になるのだろうか…。
ずいぶん記録を怠っているので、見当がつかない。
ここら辺で、ぼちぼち、徒然なるままに記録したい。
只今、徒然草を岩波と正徹(復刻版&静喜堂文庫蔵)で読み始めているが、その前に、ざっくりと現代語訳でつかんでおこうと思い、本書を読んだ。
今までにも古典講座や暇つぶしに読んだ章がいくつかあったが、恥ずかしいことに全体を通して読んだのはこれが始めて。
徒然草の初心者にとって『現代語訳 徒然草』は、まさにありがたい一冊。
嵐山 光三郎著の『現代語訳 徒然草』 は、吉田兼好の内なる声をユーモラスに交え、広がりを見せており、楽しく読むことができた。
データーベースより
『徒然草』は、中世の隠者文学の代表作であり、日本の随筆の中でも断然他を抜きん出た作品。著者兼好法師の人生観、政治観から、人物論、世相を反映した逸話、四季の自然の描写など、多彩な話題が取り上げられる。嵐山光三郎の自由闊達、ユーモラスな訳は、賢人が時代を超えて読者に直接語りかけているように楽しめる。