大和川 大和の苫屋 我が苫屋
やまとがわやまとのとまやわがとまや 乱
奈良に住んでしばらくして作った回文のひとつです。
大和川 大和の苫屋 我が苫屋
やまとがわやまとのとまやわがとまや
これを作ったきっかけは、おそらく小学生の頃に親戚のおうちに一週間程遊びに行った経験があるためと思われます。
親戚のお家の隣のお兄さんが教えてくれた「秋の三夕」が、親戚の住んでいた田舎の情景に当てはまる部分がありました。
こんな空を見た。 秋の三夕 (2景)
見渡せば花ももみじもなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ
藤原定家
さびしさはその色としもなかりけり まき立つ山の秋の夕暮れ
寂連法師
心なき身にもあわれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ
西行法師