廣瀬神社「水神」
廣瀬神社は、大和川を軸に、曽我川、飛鳥川、竜田川等など奈良盆地の四方へ分岐する分水界の位置に鎮座する古社です。
『河相宮縁起』のよると、崇神天皇の時代に創建されたとされ、往古より「水神」として崇められていました。
『河相宮縁起』とは
大永二年(1523年)百済寺僧学辧が書き写した、年代不詳の「旧社地絵図」
生駒山地の南端の高台に位置する龍田大社の「風神」と対となって篤く奉られている。
龍田大社内 白龍神社
廣瀬神社の境内には、池があります。
そこには龍神様がまつるられています。
御主神は水の守り神で、山谷の悪水を良水に変え河川の氾濫を防ぐ神と言われています。
風雨を調和し、苗稼を浸潤して、五穀の豊穣を守る共事です。
転じて、朝廷をはじめ万民の食物を守る御膳神です。
廣瀬神は、屋船豊受姫神とも呼び、家屋を鎮め奉る宅神と言い伝えられています。
養蚕をも守る神として、古来より崇敬が高いそうです。
廣瀬神社「水神」 奈良県川合村
▲ 庚申 村中安全
市場にて