『タビリエ 京都』 JTBパブリッシング 2006年に「よろしゅうおあがり」という京のおばんざいでお教室が載っていた。
説明には 次のように間違ったことばの使い方が記されていた。
【「いただきます」と合掌すれば、おかあさんが「よろしゅうおあがり」とうながしてくれる】
これは違う。
わたしの父は生粋の京都人だったが、毎日お食事のあとに声をかけてくれた「よろしゅうおあがり」がなつかしい。
「ごちそうさまでしたぁ」
「よろしゅうおあがり」
「ごちそうさまでしたぁ」「よろしゅうおあがり」はわたしのこころにとけこんだことば。