(田原本今里浜 蛇巻)
62: 『日本民間信仰論 増訂版』桜井徳太郎
弘文堂,
1973年
448ページ
昭和51年4刷
昭和33年に刊行された『日本民間信仰論』の増訂版
ゴールデン・ウィークの中頃の夜中の事
急に民俗学関係の本が読みたくなったので、書棚を物色。
その夜は桜井徳太郎著の『日本民間信仰論 増訂版』がひときわ輝いたので、一部読む事にした。
第二篇 民間信仰の特質から
第六章 呪術と民間信仰 {一 現代と呪術/二 呪術の成立/三 呪術の構造/四 呪術と習俗}
この章は大変わかりやすく、面白く感じた。
やはり、民俗学関係ののほんは楽しいなと思いつつ、次に 第一篇 民間信仰の原点から一部を読む。
第一篇 民間信仰の原点
第二章 氏神の包容性の問題 {一 問題の所在/二 氏神の統制力/三 氏神と代参講/四 外来信仰受容の態度/五 境内末社の成立}
第三章 氏神信仰と祭祀組織 {序 調査上の問題点/一 村の概観/二 氏神社の変遷/三 祭祀組織と機能/四 祭祀組織の変遷}
第四章 地域社会の伝承的信仰 {はしがき/一 弓頭行事/二 年頭行事としての弓頭/三 春祈祷としての弓頭行事/四 年占行事としての御弓行事}
第二章 第三章は、京都の中心部で生まれ育った私には、随分難しい…(笑み)
尤も、京都の吉田付近では、今も色濃く残っているのであろう。
第四章の弓の行事はそういう意味も持たれていたんだと、また一つ広義に意味を理解できた。
第一篇 民間信仰の原点には「サカムカエ」の話が出ていた。
「サカムカエ」の話は 第三篇 民間の伊勢信仰 第一章 サカムカエに詳しく書かれているが、途中まで読んで断念した。
途中、他のほんに感心が出てしまったからだ。
その名も『猫のさうし』(御伽草子 日本古典文学大系)
「サカムカエ」についてはある程度はわかったので、将来何かで読む機会に恵まれるのではないかと直感的に感じた。
読みたい本がいっぱいあり、時間が旨く使えないと嘆きながらも、今日もやれ本や!やれ芝居だ!のと、機嫌良く遊ぶ。
目次 (データーベースより)
序説 日本の民間信仰 {一 民間信仰の定義/二 民間信仰の実相/三 民間信仰の特色}
第一篇 民間信仰の原点
第一章 民間信仰の重層性 {一 問題の所在/二 高山祭の実況/三 高山祭の三型式/四 高山祭にみられる信仰の重層性}
第二章 氏神の包容性の問題 {一 問題の所在/二 氏神の統制力/三 氏神と代参講/四 外来信仰受容の態度/五 境内末社の成立}
第三章 氏神信仰と祭祀組織 {序 調査上の問題点/一 村の概観/二 氏神社の変遷/三 祭祀組織と機能/四 祭祀組織の変遷}
第四章 地域社会の伝承的信仰 {はしがき/一 弓頭行事/二 年頭行事としての弓頭/三 春祈祷としての弓頭行事/四 年占行事としての御弓行事}
第五章 山の神信仰の諸問題 {一 問題の所在/二 初めて山に入ること/三 入山を忌む山神祭/四 山の神信仰の変遷}
第二篇 民間信仰の特質
第一章 民間信仰の特質 {一 問題の所在/二 新旧文化の接触/三 真宗信仰と固有信仰との習合/むすび}
第二章 講と待行事 {一 問題の提起/二 講の種類と性格/三 研究の推進}
第三章 「講」成立の進行的基盤 {一 「講」成立の信仰的基盤/二 「講」の二面性/三 「講」の特質}
第四章 信仰的講集団の成立 {一 講集団の研究/二 地域社会の講集団/三 「講」結合の変化/四 歴史的推移/むすび}
第五章 講集団の組織と機能 {一 社会集団としての「講」/二 「講」研究の意味/三 「講」の形成と展開/四 「講」の類型と機能/むすび}
第六章 呪術と民間信仰 {一 現代と呪術/二 呪術の成立/三 呪術の構造/四 呪術と習俗}
第三篇 民間の伊勢信仰
序章
第一章 サカムカエ {一 問題の所在/二 村落におけるサカムカエ行事/三 サカムカエ行事の類型/四 サカムカエ行事のもつ意義/むすび}
第二章 ハバキヌギ {一 問題の所在/二 転化と還帰の習俗/三 神人転機の場所/四 代参者の送迎/五 神人転機の推移}
第三章 抜参りの源流 {一 お蔭参りと抜参り/二 抜参りと成年式/三 成年式の信仰行事/四 民間信仰発展の三段階/五 伊勢代参の源流}
第四編 民間信仰の諸相
第一章 離島の信仰生活 {一 対馬の伝承的信仰/二 伊豆諸島}
第二章 利根川下流域のオビシャ {はじめに/一 オビシャ行事の大要/二 オビシャ行事の分布/三 オビシャ行事の分析/四 特殊な神事/五 弓射のみられないオビシャ}
第三章 秩父地方の信仰生活 {一 秩父の風土と信仰/二 三峰講}
第四章 河運習俗と信仰 {一 信濃川支流域の舟運習俗/二 熊野川の筏流しと信仰}
あとがき
索引(事項索引・地名索引)
62: 『日本民間信仰論 増訂版』桜井徳太郎
弘文堂,
1973年
448ページ
昭和51年4刷
昭和33年に刊行された『日本民間信仰論』の増訂版
ゴールデン・ウィークの中頃の夜中の事
急に民俗学関係の本が読みたくなったので、書棚を物色。
その夜は桜井徳太郎著の『日本民間信仰論 増訂版』がひときわ輝いたので、一部読む事にした。
第二篇 民間信仰の特質から
第六章 呪術と民間信仰 {一 現代と呪術/二 呪術の成立/三 呪術の構造/四 呪術と習俗}
この章は大変わかりやすく、面白く感じた。
やはり、民俗学関係ののほんは楽しいなと思いつつ、次に 第一篇 民間信仰の原点から一部を読む。
第一篇 民間信仰の原点
第二章 氏神の包容性の問題 {一 問題の所在/二 氏神の統制力/三 氏神と代参講/四 外来信仰受容の態度/五 境内末社の成立}
第三章 氏神信仰と祭祀組織 {序 調査上の問題点/一 村の概観/二 氏神社の変遷/三 祭祀組織と機能/四 祭祀組織の変遷}
第四章 地域社会の伝承的信仰 {はしがき/一 弓頭行事/二 年頭行事としての弓頭/三 春祈祷としての弓頭行事/四 年占行事としての御弓行事}
第二章 第三章は、京都の中心部で生まれ育った私には、随分難しい…(笑み)
尤も、京都の吉田付近では、今も色濃く残っているのであろう。
第四章の弓の行事はそういう意味も持たれていたんだと、また一つ広義に意味を理解できた。
第一篇 民間信仰の原点には「サカムカエ」の話が出ていた。
「サカムカエ」の話は 第三篇 民間の伊勢信仰 第一章 サカムカエに詳しく書かれているが、途中まで読んで断念した。
途中、他のほんに感心が出てしまったからだ。
その名も『猫のさうし』(御伽草子 日本古典文学大系)
「サカムカエ」についてはある程度はわかったので、将来何かで読む機会に恵まれるのではないかと直感的に感じた。
読みたい本がいっぱいあり、時間が旨く使えないと嘆きながらも、今日もやれ本や!やれ芝居だ!のと、機嫌良く遊ぶ。
目次 (データーベースより)
序説 日本の民間信仰 {一 民間信仰の定義/二 民間信仰の実相/三 民間信仰の特色}
第一篇 民間信仰の原点
第一章 民間信仰の重層性 {一 問題の所在/二 高山祭の実況/三 高山祭の三型式/四 高山祭にみられる信仰の重層性}
第二章 氏神の包容性の問題 {一 問題の所在/二 氏神の統制力/三 氏神と代参講/四 外来信仰受容の態度/五 境内末社の成立}
第三章 氏神信仰と祭祀組織 {序 調査上の問題点/一 村の概観/二 氏神社の変遷/三 祭祀組織と機能/四 祭祀組織の変遷}
第四章 地域社会の伝承的信仰 {はしがき/一 弓頭行事/二 年頭行事としての弓頭/三 春祈祷としての弓頭行事/四 年占行事としての御弓行事}
第五章 山の神信仰の諸問題 {一 問題の所在/二 初めて山に入ること/三 入山を忌む山神祭/四 山の神信仰の変遷}
第二篇 民間信仰の特質
第一章 民間信仰の特質 {一 問題の所在/二 新旧文化の接触/三 真宗信仰と固有信仰との習合/むすび}
第二章 講と待行事 {一 問題の提起/二 講の種類と性格/三 研究の推進}
第三章 「講」成立の進行的基盤 {一 「講」成立の信仰的基盤/二 「講」の二面性/三 「講」の特質}
第四章 信仰的講集団の成立 {一 講集団の研究/二 地域社会の講集団/三 「講」結合の変化/四 歴史的推移/むすび}
第五章 講集団の組織と機能 {一 社会集団としての「講」/二 「講」研究の意味/三 「講」の形成と展開/四 「講」の類型と機能/むすび}
第六章 呪術と民間信仰 {一 現代と呪術/二 呪術の成立/三 呪術の構造/四 呪術と習俗}
第三篇 民間の伊勢信仰
序章
第一章 サカムカエ {一 問題の所在/二 村落におけるサカムカエ行事/三 サカムカエ行事の類型/四 サカムカエ行事のもつ意義/むすび}
第二章 ハバキヌギ {一 問題の所在/二 転化と還帰の習俗/三 神人転機の場所/四 代参者の送迎/五 神人転機の推移}
第三章 抜参りの源流 {一 お蔭参りと抜参り/二 抜参りと成年式/三 成年式の信仰行事/四 民間信仰発展の三段階/五 伊勢代参の源流}
第四編 民間信仰の諸相
第一章 離島の信仰生活 {一 対馬の伝承的信仰/二 伊豆諸島}
第二章 利根川下流域のオビシャ {はじめに/一 オビシャ行事の大要/二 オビシャ行事の分布/三 オビシャ行事の分析/四 特殊な神事/五 弓射のみられないオビシャ}
第三章 秩父地方の信仰生活 {一 秩父の風土と信仰/二 三峰講}
第四章 河運習俗と信仰 {一 信濃川支流域の舟運習俗/二 熊野川の筏流しと信仰}
あとがき
索引(事項索引・地名索引)