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『義経千本桜〜渡海屋・大物浦』→  謡曲『船弁慶』(『観世流謡曲百番集』『謡曲百番』『謡曲集 下』)



『義経千本桜〜渡海屋・大物浦』→ 謡曲『船弁慶』(『観世流謡曲百番集』『謡曲百番』『謡曲集 下』)





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 今月二度目の2013年歌舞伎座の『義経千本桜〜渡海屋・大物浦』
 実はこのテレビがある日、電車を乗り継いで、朝からでかけていた。
 野菜や魚を買い込んで帰宅したのが、『義経千本桜〜渡海屋・大物浦』の半時間前
 しかし開始時間に間に合わない事を心配した家族は、録画しておいてくれた。
 ありがたやありがたや

 好きな演目の一つである『義経千本桜〜渡海屋・大物浦』を見て、筋書き云々や役者さんの迫真の演技もさることながら、歌舞伎らしい歌舞伎を見られる事自体に感動し、涙がこぼれる。
 ここのところ、テレビで歌舞伎を見ていて、こういう涙が多く出る。
 歌舞伎に対しての、感動の涙 

『義経千本桜〜渡海屋・大物浦』は今回も満足した。
 役者さんたちが一眼となって、力を注ぎ込んだ舞台の一つだと感じた。
 こんなお舞台を劇場で見られた方は、お幸せだなと感じ、テレビとはいえ拝見できた喜びを味わう。

 中村吉右衛門さんが、中村芝雀さんが、中村歌六さんが、中村梅玉さんがそれぞれに心地よい。
 もちろん、他の役者さんも^^

 吉右衛門さんの大きさを感じる舞台だった。
 芝雀さんの抑揚に聞き入った。
 弁慶役の歌六さん。花道の見得で、心が浮き立つ。かっこいい!
 梅玉さんも素晴らしい。
 皆さん、役柄にぴったりと合うイメージで、なおかつ、歌舞伎の形にされていた。

 知盛は色々な伝説が残っている。
 その知盛を演じられる役者さんたちはそれぞれに工夫され、それぞれのお舞台が重厚であったり美しかったり感動する事が多い。

 2013年歌舞伎座の『義経千本桜〜渡海屋・大物浦』に感動し、何となく謡曲『船弁慶』を読む。
 まずは『観世流謡曲百番集』
 この本は読みやすい毛筆 楷・行書で書かれている。
 意味が若菜楽とも音が聞えてくるようなそんな幸せな本。

 謡曲『船弁慶』
『観世流謡曲百番集』→『謡曲百番』(新日本古典文学大系 緑)→ 『謡曲集 下 57』(日本古典文学大系 赤 41)
 この三種類で『船弁慶』を読むのに、丸三日もかかってしまった。
 注釈を読み、意味は考えれば考える程、わからなくなってくる。
 謡のリズムを想像しながら『観世流謡曲百番集』をすいすい読むのも良いし、古典本でじっくり読む時間をとっても良いなと感じた。 

 今回見たこの舞台も、関連性のある事を少しでも多く知りたいと思わせる素晴らしい舞台であった。




         歌舞伎座、行きた〜〜〜い(笑)




衛生劇場公式HPよりお借りしましたImage may be NSFW.
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本編尺:117分
製作年:2013年
出演:中村吉右衛門 中村芝雀 中村又五郎 中村錦之助 中村歌昇 中村種之助 中村米吉 中村隼人 中村歌六 中村梅玉

義経千本桜シリーズ第2弾は、定評のある中村吉右衛門主演の重厚な時代物。

兄頼朝と不和となり、義経主従は都落ちして摂津大物浦にたどり着く。しかしそこには、壇ノ浦でほろんだはずの平家の知盛が船宿の亭主になりすまして待ち受けていた。しかも同じく死んだはずの安徳帝も知盛の娘として育てられていた。知盛はわざと荒れ狂う海に義経を船出させ、知盛みずからの怨霊を装って義経を襲う。しかしすでにそれを察していた義経は知盛を壇ノ浦と同じように打ち負かし、意外なことに瀕死の知盛の前で安徳帝を守護することを誓う。すべてを悟った知盛は体に碇を巻きつけ、海にさかさまに身を躍らせる。

(2013年/平成25年10月・歌舞伎座)







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