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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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映画『続・道場破り 問答無用』 原作:山本周五郎 1964年 長門勇 多々良純 丹波哲郎

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  (姫路城石垣)


  映画『続・道場破り 問答無用』


 映画『続・道場破り 問答無用』を見る。
 
 まず、画面に能楽の『石橋』がまばゆい。 
 能楽のリズムに乗せて、ドラムがおどる。
 トゥツ トゥツッルルル ルン
 ブレスの切れ味が抜群に良い。

 長門勇のヒョキンな表情。 
 なのに、時に鋭く二刀流や寝転火ごろごろ横に転がりながら斬る姿は映画が華やぐ。
 
 映画『続・道場破り 問答無用』
 前回とはまた違った持ち味のあらすじ
 この筋書きは一体どうなるんだろうと思いながら見ていたが、そこにまとめるか!と感心した。

 女たち 
 女にまとう男たち
 そして、剣術大名の子(長門勇)の生い立ち
 来れたの描き方が、あっぱれじゃ!とほくそ笑む。

 実の父親の描き方においても、そつがない。
 俳優の多々良純さんの表情は重厚だ。

 最後の鯉等、数カ所にわたり若干説明的泣部分も見受けられたが、全体には自然で楽しめる筋書きだと思う。
 オープニングの能楽『石橋』の意味合いがいかされた映画であった。
 

 データーは衛生劇場
本編尺:90分
製作年:1964年
監督・脚本:内川清一郎
監督:菊池靖/松野宏軌
脚本:野口泰彦
原作:山本周五郎
出演:長門勇 鰐淵晴子 香山美子 多々良純 菅原文太 丹波哲郎

俺が斬る!ご存知、長門・丹波の剣豪コンビ、嵐をはらんで再び対決!
江戸の高名な剣術大名の子息が故なくして、人を斬り、道場を破るなどの奇行を働き国元へ送られる、父は、やむなく高弟を刺客として送り対決するが−しかし、そこで意外な事実が解明されていく。



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