図書展示「和歌の世界と百人一首」
「異種百人一首 十一巻二十二項 展示」して下さっていたので、楽しい時間を過ごす事ができました。
関係者のみなさま、ありがとうございました。
源氏百人一首
中川女
ほと>ぎす
かたらふ
声は
それなれど
あなおぼつかな
五月雨の空
源氏百人一首
薄雲女院
せがたりに
人やつたへん
たぐいなく
浮身
を
さめね
夢
に
な
し
て
も
贈答百人一首 これは一勇斎國芳らも書いている☆
千利休
忍ばれて
世の苦だに
夢なりと
おもひ
あはする
うつつとも
かな
七十一才にして腹十文字にきりて果てたり
千利休女
思うよりほかなる物は
世の憂につれなく
のこる命なりけり
花街百人一首
堺屋七郎 平内春人
みわたせば藤も筑波もひとはけつ
霞のうちに武蔵野の腹
江戸後期の「異種百人一首十一冊展示」のなかにはわたくしの好きな國芳の絵もありどきどき致しました。
みて楽しい、読んで楽しい「和歌の世界と百人一首」展示がただ馬展開されております。
今月30日までです。ご興味のある方はお見逃しなきよう、ご注意下さい。
みなさま、お付き合い下さいましてありがとうございます。