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映画『次郎長意外伝 灰神楽木曾の火祭』1958年 東宝 青柳信雄監督 三木のり平

   (道頓堀)


  映画『次郎長意外伝 灰神楽木曾の火祭』


三木のり平さんの出てくる白黒映画『次郎長意外伝 灰神楽木曾の火祭』をみて、お腹を抱えて笑う。
 この映画、おもしろいわ!とあっけらかんとした楽しい機敏の余韻に浸る。

 馬鹿で間抜けでおっちょこちょい
 とか
 歩いている場合じゃない。走れ次郎長、間にあわぁぬ〜
 とか
 歌(浪花節)でナレーションがあり、場を盛り立てる。

 浪花節とは浪曲(ろうきょく)
 浪曲(ろうきょく)とは
 明治時代初期から始まった演芸である。
「浪花節」(なにわぶし)とも言う。
 三味線を伴奏に用いて話を語り、歌う。
 各演目ごとに歌う部分(節)と語り演じる部分(啖呵)を両方持つ。
 明治時代後期から昭和中期にかけて一世を風靡し、文化史的に欠くことができないものとなった。

 また、所々美人女優たちがミュージカルのようにきれいな声と発生で歌う。
 今わたくしが見ると大変斬新に感じる。
 1950年後半はこのようなコメディ映画が多かったのか…。
 そういえば『鞍馬天狗』や『丹下左膳』でも歌唱力抜群の子役がナレーションのような内容の歌を歌っていた。
 

 みなさま
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監督:青柳信雄
原案:正岡容
脚本:蓮池義雄
出演:三木のり平 中田康子 小泉博 安西郷子 河津清三郎
1958年
東宝
99分
モノクロ
ドジで間抜けで臆病で、女に甘くてオッチョコチョイの灰神楽の三太郎。その三太郎が親分の留守中に殺人の罪で牢にぶち込まれた。危うくさらし首になるところを期限付きで真犯人を捜すための旅に出ることになる。笑いあり、チャンバラあり、歌ありのの珍道中を描いた爆笑喜劇。
 データーは衛生劇場〜お借りしましたImage may be NSFW.
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