2012年 本
118: 『日本の音』コロナ・ブックス
平凡社
コロナ・ブックス編集部=編
128頁 1890円
2011.07
平凡社データーベースより ▼
雨、風、雷、波、虫の音などの自然の音から日常生活の音、節分や涅槃会、祇園祭などの年中行事まで、日本の伝統と繊細な感性が生みだした音の表現を、日本画、浮世絵などに探る。
美しい日本の絵に合わせ、日本の音が紹介されている。
一気に楽しませていただいた。
追記
『日本の音』には次のような音が美しい絵と合わされて載っています。
自然の音(雨の音
雷鳴
雪の声
滝音
渓流の音
瀬音
水音
波音
潮騒
櫂の音
風の音
松籟
秋風と葉音)
鳥獣の声(動物の鳴き声
鹿の遠音
鳥のさえずり
蛙の声
虫の音)
歴史と生活の音(鬨の声
矢音
砧の音
機の音
妙音
撥音
鼓打
楽器
歌声
囁き
衣擦れの音
遊び音
焚火の音
三井晩鐘
物売りの声
芸能の音)
年中行事の音(花火の音
賀茂競馬
盆踊り
六斎念仏
時代祭
祇園祭り
牛祭)
衣擦れの音
『島原太夫の図』三畠上龍 江戸 京都文化博物館蔵
『絵になる最初』竹内栖鳳 大正2年 京都市美術館蔵
『舞妓』 村上華岳 大正6年 福井県立美術館蔵
日本のおともいろいろ思い出すものが多く、美しいですんね