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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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医者

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(「まぁ、おひとつ」「こりゃ、すんまへんなぁ」みたいなお祭の光景。よそ者には新鮮にうつる。 奈良 龍○大社にて)




 つい最近のこと。
 わたくしの ガン観 観劇中、遅れて入館された殿方たちのお話。
 
 後ろの席に、会話がやたら紳士らしき男性約ニ、三名お座りになられた。
 どうも大○演劇は初めての方らしい(とはいえ、わたくしもこの四月からこの演劇界を見始めたひよっこ観劇者)
 観劇中、やたら、「ほほー」とか「ははぁー」とか、納得されている。
 
 幕間には 標準語で、○○大学だの○○大学だのと,関東の学校名を話されている。
 また,学術書だの,医学書だの、患者だの、論文だのといった単語が連発するものだから、耳ダンボみたいな感じで幕間を過ごした。
 見定めたい気持ちは山々だったが振り向くことは失礼なので、彼らは研究者なのか、或は 薬品会社の社員なのか未だに知る由もない。

 天王寺の Kデパートの下関河豚屋や隠れ家的某居酒屋には,医者がやたら多い。
 彼やの共通点は、手術。
 馬刺や河豚(おそらく…)を注文したかと思うと、手術の話をしたがる。後者は脳外科医だと推測した。
 映画『ハンニバル』を思い浮かべ、食欲が萎える。ダイエット効果がありそうだ。

 イランに初めて行った時のこと。
 川遊びをする家族の家長に、わたくしが何やら得体の知れない混濁したポカリスエットのようなものを勧められた。
 ペルシャ語が全くわからないわたくしは、夫にゆだねる。
 夫は快く,潔くその液体を口にした。ポカリスエットのような液体は自家製ウオ○カとのこと。
 家族はキャンプがてらわたくしたち夫婦をもてなし、スイカを切ってくれた。
 その手さばきは見事で、スイカの皮を椀にして、さいころ状に赤い実を切って下さった。
 彼は医者だと身分を明かした。
 わたくしはたぶん外科医だろうと予測した。

 ナクシェロスタムで出会ったピーターパンのような女の子の父も医者。
 ペルセポリスでアイスクリームやお菓子をすすめて下さったご家族の家長も医者。

 イランで出会ったいろいろな男性では、医者をされているという方がおもいの他多かった。
 なぜかしら、イランでは医者と教師と警察官といった職種が自慢のように思われる。

 作家 木々高太郎と安部公房は医学部出身。
 それがどうした!という話だが、彼らの小説は絶品だ。

 今回もまぁそんな
 たわいない話………。


       おわりん

 

 




 注意

 海外では 飲み物など(ポカリスエットのような)得体の知れない液体を飲み,ひどい結果に陥る恐れがあるので注意を要する!
 わたくしたちは海外のアジア人なので、銃を持つ兵隊や私服警察官などに囲まれていた。
 なので、ある意味ボディガード付きで 安心… 
 とはいえ、お酒やポルノ(雑誌)などを持ち込んだり使用すると重罪!!!にあたるので,注意を要する。
 イスラム圏では外国人でも酒は完全に禁止という国もありますので、真似をされませんように願います。
 










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