( 写真は、『三番叟』)
奈良のわたくしの住む近くでは,台風被害も無かったようす。
全国各地に大型台風の爪痕を残した。
京都の嵐山でもその影響を受ける。
わたくしの好きな 錦(日本料理屋さん)はどうなさっているのだろう…。
昨日は大阪へ出かけていた。
阿呆なことに,携帯電話は家に置き忘れる。
夫に密に電話連絡を取ってはいたが、公衆電話が見つからないので困り果てた。
携帯電話が無いと,誠この世は不自由をきたす。
帰宅後、京都の友人からメールがいくつか入っていた。
親戚一同も無事。
良かった良かったと、ほくそ笑む。
昨日は台風で大和川増水のために、JR大和路線の不通時間が長かった。
劇場到着予定時間よりずいぶん前に出たが,動かないとあっては仕方が無い。
近鉄電車で生駒、生駒から鶴橋まで特急券を求め乗込む。鶴橋から目的の駅には環状線。
結局近鉄特急まで利用して電車四本を乗り継いだが、一演目目の芝居は半分過ぎていた。
こんな日に出かけなくてもよかろう…という声が聞こえてきそう…
ですが、先日も記録した「前狂言」「切狂言」という 以前行われていたという形式の舞台をもう一度見てみたかった。
前日の芝居『夫婦橋』が感動に感動をよぶものであったから、なおさらであった。
筋書、演技、演出が良い。
橋上の二人の顔を浮き上がらせる○明は、感動。
はじめと締め部分で喜悲の違いはあれど、繰り返しのパターンを使われる。
後の橋を登る女の素足には途中でスローモーションでとめ、余韻たっぷり。悲しみと安堵感の入り交じった人間本来の足の姿まで描き出されていた。この女優さん、以前記録した『浜の兄弟』の妹役の方。
舞踊の『祝賀の舞(?)』と芝居仕立てで品の良いまないた帯の花魁にも魅力を感じた。かわいらしい美人の女性お二人を花魁姿にされている所も好きだった。団七が出てきたような,内容的には『籠釣瓶』のような花魁。舞台の上に飾り立てたひな人形のような,ファッションショーのような花魁ではなく、(元)京○の人間がいうのもおかしな話だが、島○道中すら越えていた。
そして 「前狂言」「切狂言」
今回は「前狂言」は人情もので暖かな気持ちになり、「切狂言」は引き締まっていて涙が流れ続けた。
「前狂言」は劇場常連のおじさまたちといい芝居だったと盛り上がった。
「切狂言」の母の言葉と姿は、感動の余りに身震いし、大泣きした。
愛情有る息子が故意に母を突き放すが,ふとした細やかな表情にも魅了された。
わたくしの交通事情から「前狂言」が半分かけたので、夜の部も拝見させて頂いた。
この演劇界の演目にはしっかりとした脚本があるようで、昼夜,台詞はほとんど同じ。幕内らしきことまであらかじめ決められているらしい。
但し芝居は生もの。アドリブ部分があるらしく、その場面で大きくふくらましを変化させられる。芝居知らずのわたくしにとって,良い経験をさせて頂いた。
その時々でアクシデントが生じる場合もあり、役者さんたちが一丸となってうまくホローされる。
今回の昼夜鑑賞で,先日記録した気の毒な我當さんの舞台に対する滅入った気持ちが幾分晴れた。
帰りは、利用するJR快速が二十分遅れで運行されていた。
全速力で走ったので、八時前には家につく。
予め早朝に用意しておいた夕食。
食べるのを待ってくれていた夫と乾杯し、芝居の話で盛り上がった。
家族に感謝!劇団のみなさまにも感謝!
感謝感謝で暮らす毎日☆
奈良のわたくしの住む近くでは,台風被害も無かったようす。
全国各地に大型台風の爪痕を残した。
京都の嵐山でもその影響を受ける。
わたくしの好きな 錦(日本料理屋さん)はどうなさっているのだろう…。
昨日は大阪へ出かけていた。
阿呆なことに,携帯電話は家に置き忘れる。
夫に密に電話連絡を取ってはいたが、公衆電話が見つからないので困り果てた。
携帯電話が無いと,誠この世は不自由をきたす。
帰宅後、京都の友人からメールがいくつか入っていた。
親戚一同も無事。
良かった良かったと、ほくそ笑む。
昨日は台風で大和川増水のために、JR大和路線の不通時間が長かった。
劇場到着予定時間よりずいぶん前に出たが,動かないとあっては仕方が無い。
近鉄電車で生駒、生駒から鶴橋まで特急券を求め乗込む。鶴橋から目的の駅には環状線。
結局近鉄特急まで利用して電車四本を乗り継いだが、一演目目の芝居は半分過ぎていた。
こんな日に出かけなくてもよかろう…という声が聞こえてきそう…
ですが、先日も記録した「前狂言」「切狂言」という 以前行われていたという形式の舞台をもう一度見てみたかった。
前日の芝居『夫婦橋』が感動に感動をよぶものであったから、なおさらであった。
筋書、演技、演出が良い。
橋上の二人の顔を浮き上がらせる○明は、感動。
はじめと締め部分で喜悲の違いはあれど、繰り返しのパターンを使われる。
後の橋を登る女の素足には途中でスローモーションでとめ、余韻たっぷり。悲しみと安堵感の入り交じった人間本来の足の姿まで描き出されていた。この女優さん、以前記録した『浜の兄弟』の妹役の方。
舞踊の『祝賀の舞(?)』と芝居仕立てで品の良いまないた帯の花魁にも魅力を感じた。かわいらしい美人の女性お二人を花魁姿にされている所も好きだった。団七が出てきたような,内容的には『籠釣瓶』のような花魁。舞台の上に飾り立てたひな人形のような,ファッションショーのような花魁ではなく、(元)京○の人間がいうのもおかしな話だが、島○道中すら越えていた。
そして 「前狂言」「切狂言」
今回は「前狂言」は人情もので暖かな気持ちになり、「切狂言」は引き締まっていて涙が流れ続けた。
「前狂言」は劇場常連のおじさまたちといい芝居だったと盛り上がった。
「切狂言」の母の言葉と姿は、感動の余りに身震いし、大泣きした。
愛情有る息子が故意に母を突き放すが,ふとした細やかな表情にも魅了された。
わたくしの交通事情から「前狂言」が半分かけたので、夜の部も拝見させて頂いた。
この演劇界の演目にはしっかりとした脚本があるようで、昼夜,台詞はほとんど同じ。幕内らしきことまであらかじめ決められているらしい。
但し芝居は生もの。アドリブ部分があるらしく、その場面で大きくふくらましを変化させられる。芝居知らずのわたくしにとって,良い経験をさせて頂いた。
その時々でアクシデントが生じる場合もあり、役者さんたちが一丸となってうまくホローされる。
今回の昼夜鑑賞で,先日記録した気の毒な我當さんの舞台に対する滅入った気持ちが幾分晴れた。
帰りは、利用するJR快速が二十分遅れで運行されていた。
全速力で走ったので、八時前には家につく。
予め早朝に用意しておいた夕食。
食べるのを待ってくれていた夫と乾杯し、芝居の話で盛り上がった。
家族に感謝!劇団のみなさまにも感謝!
感謝感謝で暮らす毎日☆