如法 (にょほう)
古○書にはよくある「一札如件」(いっさつくだんのごとし)
一週間前には読み終えていたが、わからない箇所はどちらにしてもわからない。
チンプンカンプンな所は一定で、辞書などで調べるとどうにかこうにか少しはわかった箇所が増えたものの、一週間かけたほどでは無く.空しい努力に終わる。
残念無念(泣)
仕方が無いので原稿用紙に詞をおこしてみたが、たったの一枚余だった…(なんだか,複雑…)
本「一札如件」は
決まり文句の一つのように 最後には
一札 仍而 如件(いっさつ よって くだんのごとし)
如件 は
如
レ
件
この
如
が、気にかかる。
【如】とは
[常用漢字] [音]ジョ(漢) ニョ(呉) [訓]ごとし しく もし
〈ジョ〉
1 そのとおり。…のごとく。「如上」
2 状態を表す語に添えて調子を助ける語。「晏如(あんじょ)・欠如・突如・躍如・鞠躬如(きっきゅうじょ)」
〈ニョ〉そのとおり。そのまま。…のごとく。「如実・如法・如来・如是我聞(にょぜがもん)/一如・真如・不如意」
[名のり]いく・すけ・なお・もと・ゆき・よし
[難読]如何(いかが)・如何(どう)・如何(いか)なる・如何(いか)に・如月(きさらぎ)・不如(しかず)・莫如(しくはなし)・不如帰(ほととぎす)
デジタル大辞泉引用
今回の「一札如件」の中には 「如法」が出てきた。
【如法】 (にょ‐ほう)[名・形動]とは
1 仏語。仏の教法にかなっていること。
2 文字どおりであること。また、そのさま。「―の闇」
3 穏やかであること。柔和であること。また、そのさま。「―なる気もまる額、にこやかに」〈浄・今宮の心中〉
デジタル大辞泉引用
さらに 三省堂 大辞林では
(1)〔仏〕 仏の教えどおりである・こと(さま)。
「功徳も御祈りも―に行はせ給ひし/大鏡(頼忠)」
(2)柔和なこと。温厚篤実なこと。また、そのさま。
「その身の―なるに任せて/御伽草子・羅生門」
(3)(副詞的に用いて)もちろん。もとより。
「―夜半のことなれば、内侍も女官もまゐりあはずして/平家 11」
三省堂 大辞林引用
にょほうにょほう(わらい)
なんてことは間違っても書きませんぞ!
なんだかわかったようなわからないような
むずかしいものだなぁ〜と 穏やかなわたくし
誠に
堅相守如法ニ為相勤可申候
なので ごじゃりまする(*^_^*)