『伊勢音頭恋寝刃〜油屋・奥庭』
出演:市川團十郎 中村時蔵 坂東三津五郎 尾上菊之助 澤村田之助 尾上菊五郎
2001年
86分
カラー
伊勢古市の遊郭にある油屋で実際に起きた事件を題材にした作品。※2月3日に亡くなった市川團十郎を悼み出演作品をお届けする。 團十郎の貢に、菊五郎の万野、時蔵のお紺、田之助のお鹿、三津五郎の喜助、菊之助のお岸で。 伊勢の御師(神官)福岡貢が、かつての主筋にあたる今田万次郎のために名刀青江下坂を捜すうち、なじみの遊女お紺をめぐる争いから多くの人を殺傷してしまう…。殺しの場面では、妖刀・青江下坂があまりにも切れるので、思わず殺人を重ねてゆく貢の白絣が、帰り血をあびて朱に染まっていくシーンは、凄惨美を充分に味わうことができ、この芝居の最大の見せ場となっています。(2001年/平成13年5月・歌舞伎座) 【歌舞伎トリビア】世話物とは? 町人の暮らしや、事件を写実的に描く作品のことで、現代劇のようにリアルに見せる。
今日は家族のお仕事がお休みだったので、『伊勢音頭恋寝刃〜油屋・奥庭』を見る。
今回の小の舞台で見た限りは、
中村時蔵さん 坂東三津五郎さん 澤村田之助さん、團三さん、幾何くさんグッドグッド グッド
中村時蔵さん 坂東三津五郎さん 澤村田之助さんは流石の実力で魅せて下さいます。
『身替御前』や『夏祭り浪花鏡』の父殺しの場のパロディー的筋書き有り
劇中、女衆による『伊勢音頭』あり。
文中の言葉におかしみ有り「しもさかづくし」
女中「まんの」は
「そんなに呼びやしたら、まんの、くちゃくちゃになります〜」…は額面通り受け止めるべからず(品なき文面御免候へ)m__m
刀名は「あおいしもさか」
「あおいしもさか」は「葵下坂」では無く、「青江下坂」であることを付け加えておく。
今回の小のお舞台は油屋・奥庭のみ
今までに劇場で仁左衛門丈や愛之助さんやその他の役者さんで見た『伊勢音頭恋寝刃』が「大詰」が内のはちと…もにょもにょ
愛之助さんなどの大詰めは最高に迫力があって、いまも鮮明に覚えている。
もちろん仁左衛門丈はすんばらしいし…
テレビで見た橋之助さんの大詰めも度迫力で良かった☆